ザスパ草津、開幕4戦で1勝1分2敗。08草津は07草津+αなのか。

SH772008-03-29

長らくすぎるくらいのご無沙汰となってしまいました。仕事がようやく落ちついたので、ダイアリーの更新を再開します。また夏ぐらいから忙しくなってくるのですが、過去を省みて今季は観戦記の簡素化などを図ってでも更新ペースを落とさないでシーズン終了まで書いていきたいと思います。再開最初のエントリーはもちろん我らがザスパ草津についてです。
今季はすでに3月9日から始まり、第4節終了時点で草津は1勝1分2敗です。オフシーズンに期待の即戦力を補強したり、宮崎キャンプの練習試合を無敗で終えたりと大きな期待を抱かせたザスパ草津。しかし開幕戦でサンフレッチェ広島に敗北し、第2節のロアッソ熊本戦では「お前ら、つくづくだよ」(出典:出川師匠)な戦い方で連敗。しかしその後は横浜FCに引き分け、愛媛FC相手に逆転勝利と成績は上向いています。一体なにが悪くてなにが良いのか。これからどうなっていくのか。その辺りを07年のチームと現在を比べながら考えていきます。

●1.まずは07年ザスパ草津の戦い方。
昨季のザスパ草津の大きなテーマは「脱・島田裕介」。06年のJ2アシストキングにもなった司令塔が抜けた穴をいかに埋めるか、でした。そしてチームは奪って早く前線に送るカウンターサッカーから中盤のポゼッションを高める戦い方へと転換します。具体的には、秋葉忠宏櫻田和樹松下裕樹ボランチ勢がポゼッションを高めて全体をビルドアップ、相手を一方のサイドに偏らせてから、逆サイドのサイドハーフや駆け上がったサイドバック(SB)に大きく展開して一気に前進、数的優位なサイド攻撃を主に意図していました。そして得点力アップのため両サイドハーフ(SH)とボランチにもセカンドストライカーの役割が求められていました。基本布陣は4−4−2ドイスボランチ、シーズン後半には4−5−1ドイスボランチでした。

ザスパ草津2007 基本フォーメーション
4−4−2           4−5−1
−−高田−−氏原−−      −−−-カレカ-−−−
桑原−−−−−鳥居塚      櫻田−−高田−鳥居塚
−−櫻田−−秋葉−−      −−松下−−秋葉−−
寺田−−−−−−佐田      寺田−−−−−−佐田
−−尾本−−チカ−−      −−尾本−−藤井−−
−−−−本田−−−−      −−−−本田−−−−

成功した点は、中盤のポゼッションがかなり高まったこと(そうでなきゃ困るけど)、誰が出場してもほぼ中盤の組み立てとサイド攻撃を主体とした攻め方がチームに浸透し、戦えるようになったことでしょうか。
ただ課題も多く見つかりました。大きな点としては3つあり、まずポゼッションが高まったもののボール回しに緩急を欠き、素早い攻撃を自ら封じてしまったこと、サイド攻撃以外ではどうフィニッシュさせるか、ラストパス&シュートまでの組み立てが希薄だったことが挙げられます。*1
またサイド攻撃を主体としながらも両SBから精度の高いクロスが送られることが少なかったこと、セカンドストライカーとして期待されたSH勢がほとんど得点できなかったこと(鳥居塚伸人48試合4得点、山崎渉24試合0得点、桑原剛21試合0得点)で得点力が06年よりも低下したことも挙げられます。
そして右SB佐田聡太郎が負傷離脱した際には本来センターバック(CB)の田中淳が入り、また尾本敬が左SBに入ることもありましたが、どうしても守備の意識が働くのか効果的な攻め上がりが減少し、結局は佐田の穴を鳥居塚が1列下がって埋めたこと、SH勢の得点力不足を補うためとサイド攻撃強化のためFW高田保則が左SHに起用されたことから分かるとおり、戦い方はチームに浸透したもののスタメンとしての層は苦しかったことも挙げられます。スタメンが離脱したりするとサブメンバーが入るんじゃなくて他ポジションのスタメンが移動して代役を務めるんですからね。もっともっと勝ち点を積み上げていくには鳥居塚・高田クラスの選手がもう1人づつくらいは必要だったということかもしれません。
そして08年は上記の長所を伸ばしつつ短所を減らさねばなりませんが、植木監督兼任GMの回答は島田裕介熊林親吾チェ・ソンヨン石亀晃らの補強でした。フィニッシュへのパスが出せる選手と攻撃的なサイドバックの加入であり、昨季の弱点をかなりカバーできる大成功の補強だと思います。そして植木監督は08年の戦い方を、06年への回帰ではなく07年の継続発展を選択します。07年のポゼッションとサイド攻撃に加えて、高い位置で攻撃が組み立てられる島田と熊林。チーム強化として進んでいる方向は間違っていないと思います。熊本戦がアレでナニであってもですよ。

●2.サンフレッチェ広島戦とロアッソ熊本戦。昨季を継続していないサッカー。
開幕戦の相手は昇格最有力候補、サンフレッチェ広島でした。開幕戦の布陣は以下の通りです。

●2008J2第1節サンフレッチェ広島戦 4−4−2トレスボランチ 
−−高田−−氏原−−:後藤
−−−−島田−−−−
−熊林−秋葉−櫻田−:鳥居塚
チェ−−−−−−田中:ペ・佐田
−−喜多−−藤井−−:
−−−−-北-−−−−:常澤

結果は0−2で敗北。蓋を開ければ06年終盤の「司令塔島田を最大限活かす4−4−2トレスボランチ」で布陣しました。SBは右が田中で左がチェ。左から攻撃を仕掛け、田中はスライドして3バック風味の守備強化も意図されていたと考えます。相手が強いからこその対策なんでしょうね。
前半は広島の慎重な立ち上がりもあって押し込められながらもそれはそれで想定の内としてまずまず戦えたのですが、前半終了間際に「前半このまま折り返す」という意識が出たのかDF陣とボランチ3人ともに下がりすぎて防戦一方となった挙句に先制を許してしまいました。後半は攻勢に出ようにも、昨季と同様にSBに入った田中は左SBチェと連動した攻め上がりが出来ず、ノープレッシャーであげた絶好機でのクロスもゴールラインを大きく超えてしまうなど、やはり攻撃的SBとしては物足りず、また2失点目も右サイドから崩されるなどSBとしての守備も軽いものでした。やはりCBでこそ輝く選手なんだと思います。安易に手をつかわなければ更にいいんですけど。
司令塔の島田も3−5−2で布陣した広島のボランチ2枚にマークされ、また前線の3人が上がり目、DF陣は佐藤寿人を警戒して下がり目と全体が間延びしてしまっていましたね。植木さんは鳥居塚を熊林と入れ替え、4−4−2ボックスに変更。島田以外の起点を前線に作り秋葉・櫻田のドイスボランにして中盤4人に縦のバランスをとらせてボールを前に運ぼうと意図したと思いますが、前述のとおり追加点をあげられゲームを終わらせに入った広島相手に無得点で抑えられました。草津の攻撃のキーは昨季同様「両サイドバックの連動」ですが、この試合は守備重視だったと思われ昨季同様に効果的なサイド攻撃は実現できませんでした。しかし2点差になったところで田中→佐田の交代となりましたが、後半頭から佐田に代えなかったのは植木さんは1−1の引き分けでも良いと思っていたのかもしれませんね。広島の強さと上手さを見せ付けられた試合でしたが、天皇杯ゼロックス杯のパフォーマンスとチーム力を見るとおり、広島はリーグ戦の結果とはいえ現時点で既にJ2にいるべきチームではないので、実力差をそう悲観しなくてもいいと思います。それでも後2戦は両方アウェイですが、どうにかして勝ち点3が欲しいですねえ。J2にいるべきチームじゃないだけに、逆に一番勝ちたい相手でもあり。今季のテーマの一つでもいいくらいだと思いますね。

●参考リンク J's GOAL:【J2:第1節 草津 vs 広島】レポート:草津は不安と期待のスタート。広島はJ1復帰へ白星発進!
http://www.jsgoal.jp/news/00061000/00061853.html


続いてロアッソ熊本戦。ロアッソのホーム開幕戦の相手という歴史的にも貴重な舞台に立ち会ったわけですが、もう十分すぎるくらい引き立て役を演じきっちゃいましてねえ。ふぅ。

●2008J2第2節ロアッソ熊本戦 4−4−2ドイスボランチ 
−−高田−−氏原−−:後藤
島田−−−−−−熊林:
−−櫻田−−秋葉−−:松下
石亀−−−−−−チェ:佐田
−−喜多−−藤井−−:田中
−−−−-北-−−−−:常澤

結果は1−2の逆転負け。メディアは「1年目のチームには負けられない」と煽りますが、個人的には既に同一カテゴリーにいる相手ですから勝ちも負けもあると思いますので(その理屈だと草津はずっと先輩クラブに勝てないことになるし)、結果自体はいいとしても(良くないけど)、内容がダメすぎましたね。本当に「お前ら、つくづくだよ」でした。
では具体的に。SBは右にチェ、左に石亀と攻撃的な布陣に変更。開幕戦よりは積極的な攻撃を期待しましたが、熊本の中盤へのプレスが厳しく苦戦。とはいえこちらがプレスをかける暇もないうちに相手は大きく蹴りこんでくる上に、これがことごとく両SBの裏をとられる最悪のかみ合わせでした。3月16日付の上毛新聞によると「前半はロアッソ熊本の激しいプレッシャーとパスミスからのカウンターを警戒し、「つなぐよりもクリア重視」(植木監督)の意識で臨んだ」とあり、それを実行したところ中盤をとばしたロングフィードか、島田のスルーパス頼みの淡白な攻撃を続けてしまうことに。
結論としては相手に合わせすぎた攻守の組み立てが草津本来のサッカーを失わせ、淡白な攻撃とペナルティエリアで相手の長短のクロスをはじき続けるだけの守備練習のような劣勢を強いられることになりました。セットプレーから先制できましたが、リードを奪うと今度は攻守の姿勢がはっきりしないパス回しの終始し、主導権を前半同様に奪われると立て続けに左サイドから崩されて逆転されてしまいました。選手コメントをJ's GOALより。
http://www.jsgoal.jp/news/00062000/00062095.html

熊林親吾選手(草津
「今日の試合は勝たなくてはいけなかった。前半、熊本が前から来るので、いなして後半で、というプランだったけど、ある程度はできていた。シュートチャンスもあったし、あとは決めるという部分。ただ、崩すのか、繋ぐのかというところをはっきりさせて、チーム皆でタイミングを分かり合えたらいいと思う」
島田裕介選手(草津
「時間の使い方を考えた方がいいと思う。1点取ったあとはリズムが良かったけれど、2点目を取れなかったのと、全体通して回せるところがあったけれど、熊本に合わせてしまった。選手間の距離が遠い気がする。連敗はメンタル的にきついが、このあとが大事だと思う」

開幕2試合目にして昨季の戦い方を放棄し間延びしたグダグダサッカーと逆転負けには多くの失望の声が集まりました。後日の「DASH!ザスパ」の冒頭で吉田アナが「どうなっているんですか?」となぜか隣の武藤アナに抗議し、冗談めかしてテーブルを叩いていましたが、目が笑っていないように見えましたね。気持ちは想像するに難くない(笑)。
それはそれとして、両SBに攻撃的な選手を配置しながらサイド攻撃が不発のうえに再三ピンチを招いたのは、いくつか昨季との差異があるからです。もちろん熊本の攻め方に嵌ってしまったこともありますが、チェと石亀の攻撃時の連動が不足していることと、両SH島田と熊林との縦のバランスに問題があります。これは押し込まれる展開が続いた広島戦では目立ちませんでしたが、昨季のサッカーを継続する以上、両SHには攻撃力と同時にオーバーラップしたSBがいたスペースのケアと、必要ならば自陣深くまで駆け戻る献身的な守備が求められます。島田の攻撃力と展開力は今季の希望ですが、左SHに位置するときは相応の守備も求められますし必要だと思われます。前述のとおり鳥居塚・山崎・桑原といった昨季のSH勢は得点力では物足りなさがありましたが、SB佐田や寺田との縦のスイッチングと献身的な守備はきっちりとこなしていました。SHに位置した時の高田も同様でしたね。
中盤が激しいプレスに晒されて攻撃が組み立てられず、DF陣もズルズル下がって間延びし、ロングボールが主体の淡白な攻撃を余儀なくされるような試合はこれからもあると思います。そのときチーム全体としてどう対処するのか、これもこれからの課題ですね。
開幕2戦で強豪の広島、中途半端なポゼッションが大好物のハーフカウンターサッカーでJ1年目に臨んできた熊本という、やり難い相手と当たっている不運はありますが、負傷復帰間もないFW氏原とMF熊林、新加入SBチェと石亀などまだチームに成熟していない部分も見えた連敗でしたね。

●参考リンク J's GOAL:【J2:第2節 熊本 vs 草津】レポート:ホームの熊本がエース高橋の2ゴールで逆転勝ち。草津を下してJ初勝利を挙げる。
http://www.jsgoal.jp/news/00062000/00062119.html


●3.横浜FC戦と愛媛FC戦。成績は上向きだけど状況は如何。
熊本での敗戦の余波は大きいようで、横浜FC戦は中4日で行われたものの(横浜は中3日)、選手たちのコメントにもメディアにも「疲労の影響」を指摘する声は皆無といっても良い状態でした。「疲れたとか云っている場合じゃないだろ」という気合と切迫感が支配していたと思います。緩んでいるよりは遥かにマシですが、熊本戦についての記事にこんな部分がありました。朝日新聞3月16日付より。
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000110803160001

●先制生かせず連敗 熊本に1ー2
(前略)
まさかの逆転負けに、植木監督は怒りを我慢するようにこう言った。「ディフェンスラインが統制できていない。これを修正していかないと」
この日のセンターバックは、DF喜多と藤井。両サイドバックにともに新加入の崔と石亀を入れた。石亀は今季初出場だ。この4人とGK北とのバランスが取れていなかった。
その喜多がこう振り返った。球が回っているだけで、人が回っていない。相手は少ない人数で球も人も回っていた、と。「もっと僕が全体のバランスを見て、声をかけなくてはならなかった」。今季チーム初ゴールの喜びはなかった。
相手ゴール前に飛び出してシュートを狙ったが相手のプレスにつぶされたFW氏原はこう言い切った。「間延びしたプレーになってしまった。チーム全体がまだ未熟。開幕から5試合ぐらいは、試行錯誤でプレーしなくてはならない。もっと練習をして悔しい思いを次にぶつけないと」

新加入選手が多く配置されると昨季のサッカーではない中途半端なサッカーになってしまっている、ということだと思われます。そのチーム状態と連敗脱出のための布陣は以下のとおりでした。

●2008J2第3節横浜FC戦 4−5−1ドイスボランチ 
−−−−高田−−−−:氏原
島田−−熊林−−後藤:
−−松下−−秋葉−−:
寺田−−−−−−チェ:佐田・ペ
−−田中−−藤井−−:尾本
−−−−-北-−−−−:常澤

CBコンビを昨季からのコンビに変更し左SBに寺田。宮崎キャンプから好調のFW後藤涼を右SHにセット。布陣も4−5−1と昨季からの仕様に戻しました。トップ下には熊林が入ります。試合はCB田中が横浜FWアンデルソンをマークして攻撃の起点をつぶせたことと、横浜FCの全体的な不調もあって草津がかなり押す展開に。また後半開始から負傷退場のチェに代わって佐田が右SBに。佐田・寺田コンビの連動が目下一番であるというパフォーマンスを見せました。結果が試合を通じで得点チャンスを多くつくりましたが0−0のスコアレスドローで終了しました。相手が不調なときにはキッチリ勝っておきたいところでしたが連敗をストップ出来ましたし、ある意味実戦で昨季どおりの戦い方を確認・練習も出来た試合でもあったと思います。愛媛戦の逆転勝利の下地でもあったと思いますね。

●参考リンク J's GOAL:【J2:第3節 草津 vs 横浜FC】レポート:「動」の草津と、「静」の横浜FC。ホーム草津は最後までゴールを割れずに無念のスコアレスドロー
http://www.jsgoal.jp/news/00062000/00062378.html
●参考リンク 朝日新聞群馬県版3月21日付:今季初の勝ち点 横浜FCと0−0
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000110803210001


熊本から帰ってきて試合、そして中2日で今度は愛媛へ。ここでも「過酷な日程」「疲労」といったコメントはほとんどなかったと思います。勝つしかない。その空気はそのままだったのではないでしょうか。愛媛戦の布陣は以下のとおりです。

●2008J2第4節愛媛FC戦 4−5−1ドイスボランチ 
−−−−氏原−−−−:氏原
島田−-鳥居塚-−高田:山崎
−−松下−−熊林−−:秋葉
寺田−−−−−−佐田:
−−田中−−藤井−−:尾本
−−−−-北-−−−−:常澤

選手は「疲れている」とは云わないものの、植木さんは中盤をローテーションで起用しているのが分かります。出場停止明けの鳥居塚をトップ下に。熊林は1列下がって秋葉忠がベンチに。中盤の人員と位置変更は相手チームのかく乱を狙った植木さんの嫌がらせの意味もありそうです(笑)。試合は開始15秒で失点するつくづくなまさかの立ち上がりでしたが、佐田と寺田の果敢なオーバーラップで主導権をとり2−1で見事逆転勝利。今季初勝利と対愛媛戦で3連勝を挙げました。特筆は2得点目でしたね。島田が左サイドでボールを持ち、寺田は島田を追い抜きオーバーラップ。愛媛の選手を引っ張って島田をノープレッシャーにします。寺田はそのままゴール前に切り込みます。島田はゴール前を落ち着いて確認。氏原と高田がゴール前に詰め、ファーには佐田も駆け上がっています。島田は中央の氏原へクロス。氏原が競り勝つと高田がボールを受けて守備陣をかわしてシュート、GKがはじくも氏原が流し込みました。高田のシュートに対応して氏原はもちろん佐田と寺田の両SBが揃って詰めていたんですよね。このゴールこそが07年草津+αの体現であると考えます。前半開始にイキナリ失点、さらにカウンターで追加点をとられる可能性も高かった、紙一重の試合でしたが、島田も自陣コーナー付近まで駆け戻って守備を行うなど、全体を通じて攻守ともに内容ある勝利だったと思います。とにかく勝って良かった。
問題点としては、この試合のサブメンバーまで見ても分かりますが、新加入選手が島田と熊林のみ。相手の実力や戦い方の相性もありますが、新加入選手が多く出場するとパフォーマンスが上がらず、基本的に昨季のメンバーで勝ち点を拾っています。まだまだ全体として未熟ですが、まだ伸びしろがあるとも思えますね。また伸びてもらわないと困ります。前述していますが、昨季は佐田と寺田のSBコンビが一番良かったものの、肝心のクロス精度に難があり、また欠場してしまうと代わりがいないという反省点がありました。今季も引き続きこのままだと早晩同じ壁に突き当たりそうです。チェの復帰と石亀やペ・スンジンなどの奮起が絶対に必要ですね。

●参考リンク J's GOAL:【J2:第4節 愛媛 vs 草津】レポート:またしてもライバルに煮え湯を飲まされた愛媛は屈辱の草津戦3連敗。チーム一丸となった草津は貴重な今季初勝利をつかむ!
http://www.jsgoal.jp/news/00062000/00062552.html

*1:それでも第1クール4勝4分4敗と好調だったのはFW松浦宏治の活躍が大きかったんですよね。松浦、今季はどうするんでしょうかね。どこかでサッカー続けて欲しいです。