JFL前期第2節、ザスパ草津がホーム開幕戦で初勝利。

磐田、市原とは云わないが強く良いチー

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ザスパ草津 4−2 Honda FC
13分:小田島隆幸(草津)
31分:フラビオ(草津)
61分:フラビオ(草津)
75分:山口貴之草津)
89分:古橋達弥(ホンダ)
89分:古橋達弥(ホンダ)

∩( ・ω・)∩初勝利バンジャーイ。&_| ̄|○ロスタイム3分で助かったよ。
●試合終了寸前までは4−0と圧勝のゲームに見えるが点差ほどの差はない試合。
●開始から5分程度はHonda FCが優勢、さすが「アマチュアサッカーの最高峰」。*1ダイレクトパスの連続でゴール前に到達する戦術浸透度の高い連携技。「鍛えぬかれたチーム」だと一目瞭然。ここで1点とられていたら試合展開は違っていただろう。
●この猛攻をしのいだザスパ草津が徐々に反撃。神戸から移籍のMF山口貴之がやはり効いている。自らタメを作れるし、時には1トップのフラビオにダイレクト、時には左サイドにながれるMF後藤大輔にボールをあててサイドからの攻撃を演出。後藤も簡単にロストせずクロスをあげて、ホンダDF陣をゴール前に押し込み、流れを変える。
●1点目も山口があせったシュートを選択せず、ゴール前にやわらかいクロス。これにDF小田島隆幸がキーパーの位置を確認、落ち着いてヘディング。小田島は愛媛戦に続いて2試合連続の先制点ゴールだ。すごいぞオダジー、よく走ってきた。
●2点目は後藤の左からのCKにフラビオのヘディングで。やっぱりレフティは貴重。FKのバリエーションも後藤のおかげで増えている。
●後半に入ってもザスパペース。ホンダもうまくつないで(これが本当にウマイ。Jリーグ並のチームと云われるのも納得)ハーフカウンターをしかけるが、ザスパDF陣と、とにかく落ちついているGK小島伸幸がゴールを割らせない。またスピードありありMF宇留野純のドリブル突破からのホンダの展開が早い。やっぱり強いよホンダは。好きになりそう(笑)。
●しかし前掛かりになったホンダに対して、逆にカウンター気味にフラビオが3点目を決める。飛び出したGKの位置を見極めたループシュート。4点目は山口の豪快なミドルシュート。浮かせない低い弾道は、さすがプロサッカー選手のプレー。
●ところがここからザスパは気が緩んだのか、全体に足が止まってしまう。しかしホンダはJFLリーグ戦の戦いかたを熟知しているからだろう、得失点差を考えて全く手を緩めない。スタミナだけならホンダのほうが上ではないだろうか。
●ホンダの猛攻をはね返すだけの終盤。89分にゴールポストに当たったボールにFW古橋達弥が詰めて1点目。さらにロスタイム、ゴール前の混戦を制して古橋達弥が2点目。昨季31得点でJFL得点王の古橋もやはりJ並みのストライカー。
●2失点目の直後にホイッスル。JFLの雄、Honda FCに勝利したものの2失点目はいただけなかった。まあ圧勝して弛緩するよりマシと云う事で、逆にこれで良かったと思っておこう。とにかくザスパが開幕戦につづきJFL上位が狙えそうなチーム力を持っている、アマ最高峰のチームに勝てた、と安堵。
●先にも触れているが、この試合の入場者数は1万1935人とJFL新記録。この試合が点差以上の好勝負であったこともあり、リピーターにつながってくれれば。次節はアウェーの大塚製薬戦、昨季の王者でJ入り最有力候補のクラブである。序盤三番勝負もあとひとつ。

*1:これは間違いない。Honda FCの公式にそう書いてある。