セル爺はガッカリ。

http://www.nikkansports.com/ns/soccer/sergio/2004/sergio040426.html

●遅すぎる選手交代…0−0で動くべきだった
そもそも序盤から日本は受け身。何をテーマとしているのか、よく見えなかった。プレスをかけられるとミスが出て、先に失点してしまった。確かに微妙な判定もあったが、攻撃面でも押し上げやサイドからの切り崩しにチームとしての統一意図がなく、シュートまで持っていけなかった。

セルジオ氏は言及していないが「テーマはなにか」「攻守の統一意図のなさ」の主語は監督だろう。テーマは勝つこと負けないこと。このメンバーのチームに指導らしい指導もなく、チームの態すらなっていないのだから、それ以外に無かったろう。統一意図? あるはずもない。前日合流の先発・磐田カルテットにそこまで求めるのは酷だし。

問題は、次のチェコ戦。この試合で得た結果を、三浦を含めて選手起用に反映するのか、またもや「その席を必要とする人がいます」と、海外組に優先席を与えるのか。ファンはそこを見詰めている。

セルジオ氏はファンとともにそこを見つめるのだろうが、果たしてどうか。
サカマガのインタビューを基に考えれば「自分は間違っていない。絶対正しいと自信がある」とジーコ監督が考えている。ならば「海外組に優先席を与える」か。もしくは「自分は正しいが、間違っている選手がいる」と考えてハンガリー国内組を入れ替えで席を与えるか。なんにせよ、場当たりなんだけど。