JFL前期第6節、ザスパ草津今季初観戦。
●ザスパ草津−デンソー (5月2日13:00/群馬県立敷島公園サッカーラグビー場/5,291人) ザスパ草津スターティングメンバー:サブ −−−宮川−フラビオ−−:堺、佐藤正 −寺田−−岩本−−佐田−:高須 −−鳥居塚−−小久保−− −−小川−小田島−籾谷−:加藤 −−−−−小島−−−−−:北
MF山口貴之は肉離れのためか、ベンチ入りせず。福岡からレンタルの岩本昌樹がゲームメイクをする形になると思われるが、左サイドでボールキープが出来る後藤大輔も不在。さてどうなるか。対するデンソーには元甲府の中島礼司が加わり、愛媛FCからも勝ち点3を奪っている侮れない相手。
キックオフは風上からザスパ。ただ今日は上州名物のからっ風ではなく微風程度。開始10分までは一進一退だったが、両サイドから崩しを図るザスパが徐々に押し気味に。ただこれでスペースがなくなり、OH岩本のゲームメイクは発揮できず。DH鳥居塚と小久保のボールキープからのロングボールをFW2人に放り込む形が増える。18分のCKからザスパがゴールと思われたが、これがキーパーに対するラフプレーととられて得点なし。
その後もザスパが相手陣内でゲームを進めるが、デンソーもFWの脇、MF中島、堀の3人を中心とした素早いカウンターでザスパゴール前まで迫る。が、一番キレていた脇をDF籾谷がなんとかマークしてシュートまでもっていかせない。しかし26分に自陣深い位置でのパスミスをデンソーに奪われる。これを堀がクロスをゴール前でフリーの脇に通し、GK小島と1対1に。しかしフカしてしまい得点ならず。小島は動ぜず。莫大な経験から外すと判っていたのか。それともベテランGKオーラの神秘的パワーで外させたのか。
30分に単身ドリブル突破を図ったフラビオをデンソーDFが倒してしまい、PKが与えられる。キッカーもフラビオだったが、故郷ブラジルに届けとばかりに打ち上げて無得点。そのまま同じような展開で前半終了0−0。DHの鳥居塚と小久保が走り周りボールを奪取→フィードの攻撃パターンの繰り返しになってしまった。前線でキープできる山口の不在が厳しいか。
後半に入って52分、FW宮川から前節初得点の堺に交代。その堺が57分に左サイドをDFをかわして単身突破、角度のない位置から豪快に振り抜いて待望の先制点。この直後もフラビオがゴール前で決定的な場面を迎え、ゴールにボールを軽く流し込むだけだったが、なぜかゴール後ろのスポンサー看板にボールを当てたかったらしく、看板に当てるもこれはサッカーではノーゴール。本日はネタキャラ神がフラビオに降臨した模様。
その後前掛かりになるデンソーだが、逆にザスパのハーフカウンターにはまる形に。64分に岩本と交代した高須が78分に、77分にフラビオと交代した佐藤が79分にそれぞれ得点。*1ロスタイムまでデンソーは攻め続けるが、決定的な場面をDF陣の体を張ったリフレクトとGK小島のナイスセーブで失点せずにゲーム終了。3−0と云う結果よりも競った試合だった。*2
∩( ・ω・)∩ 4連勝、バンジャーイ。&_| ̄|○ フラビオ外し杉。
これでザスパは4連勝、勝ち点は16となり勝ち点で暫定首位に並んだ。*3