韓国代表監督、ボンフレール監督に内定。

http://www.nikkansports.com/ns/soccer/japan/f-sc-tp3-040618-0020.html

●韓国新監督にボンフレール氏内定
韓国サッカー協会は18日、次期代表監督にオランダ出身で元ナイジェリア代表監督のボンフレール氏(58)を内定したと発表した。すでに仮契約を終了、23日に韓国で正式契約の予定だ。成績不振で更迭となったコエリョ前監督の後任をめぐり、同協会は先月、元セネガル代表監督のメツ氏の就任を決定したが、契約問題などで今月初めに就任要請を断念。2カ月にわたった次期監督問題は終息する見通しとなった。

ボンフレール氏は、オランダのMVVマーストリヒトや同国の五輪代表選手として活躍。96年アトランタ五輪ではナイジェリアをアフリカ勢初の優勝に導いた。

韓国協会は、困難な状況下でも好成績を収めたナイジェリアでの監督実績を高く評価したとしている。

この方で決まりか。ブルーノ・メツ氏ら候補者10人の中から最終的に選ばれ・・・
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/05/06/20040506000057.html

●「韓国サッカーの運命を握るのは?」 監督候補10人確定
セネガル代表監督のブルーノ・メツ氏、前トルコ代表監督のセノル・ギュネシ氏、元ブラジル代表監督のバンデルレイルシェンブルゴ氏、元トルコ代表監督のファティ・テリム氏、現ポルトガル代表監督のルイス・フェリペ・スコラーリ氏ら世界の名将たちがサッカー韓国代表の次期監督候補に選定された。

韓国サッカー協会は6日、次期代表監督を選定する会議を開き、メツ氏ら5人をはじめ元フランス代表のロジャー・ルメール氏、元アイルランド代表監督のミック・マッカーシー氏、元レアル・マドリード監督のビセンテ・デル・ボスケ氏、元アルゼンチン代表監督のダニエル・パサレラ氏、前カナダ代表監督のホルガー・オジェック氏の10人を候補に選んだと発表した。

・・たわけではないのか。またW杯前にはヒディング監督にお願いして、なんて話はどうなったのだろうか。

閑話休題。内定したボンフレール監督ですが、グーグルで名前だけで検索しても、かなりご苦労をされている監督さんのようで。カタールの代表監督の経験もあり、その意味ではトルシエ監督の先輩にあたる。
http://sports.yahoo.co.jp/soccer/jpn/asiacup/profile/qatar.html

・・・ 明らかに恵まれた資質を持つ選手達を有しながら、カタール代表チームを表現できるのは「気まぐれ」という言葉だろう。事実、3年未満にQFA(カタール・サッカー・協会)は監督を7回も変えているのである。

パレスチナカザフスタンパキスタンへの連敗、ヨルダンとの引き分けという戦績の後、カタール・チームをレバノン2000へ引率するのは、代表チーム監督の2期目に入ったばかりのゼマール・ハジアブディッチである。彼はオランダ人のジョー・ボンフレールが解雇された後の空白を埋めるため、昨年9月に監督に就任したが、実はこの監督就任は彼にとって3度目のことなのである。

ボンフレールは、1998年ワールド・カップ予選でイランに0-3で敗れた後で解任された。その後、QFAはイシハッドを監督に任命したが、カタールはアウェーでのクウェートと中国に対する敗戦を含む連敗で、運命の逆転は成らなかった。

世が世なら日本と同じくアジア代表チームの監督として、フランスの地に赴いていたのかも。アフリカに初めて金メダルをもたらしたナイジェリアでは。
http://www.sankei.co.jp/databox/Wcup/html/0004/0428side004.html

●2002年W杯“道険し”アフリカ1次予選 「狭い硬い」高校のグラウンドで試合

日韓共催のサッカー2002年ワールドカップ(W杯)アフリカ1次予選は、ナイジェリアなど前回フランス大会出場チームが順当に最終予選へ進んだ一方で、さまざまなトラブルにも見舞われた。

1994年米国大会、98年フランス大会と連続出場し、96年アトランタ五輪でも金メダルを獲得したアフリカの強国ナイジェリアの初戦は4月9日。アウエーの戦いで、紅海に面したエリトリアの首都アスマラへ乗り込んだ。しかし、国立競技場が改修中のため、試合会場は何と高校のグラウンド。結果は0−0の引き分けに終わった。

「ひどい、ひどいフィールド」と、ナイジェリアのボンフレール監督。「非常に狭いし、とても硬くてボールがどこに弾むか分からない。パスができない。相手以上にフィールドが問題だった。こんなところでわれわれとワールドカップ予選をするなんて信じられない」と、怒りをぶちまけた。

しかし、22日のラゴスでの第2戦は、ナイジェリアがカヌのゴールなど4−0で快勝した。

アトランタの覇者として乗り込んだシドニー五輪では、チリに敗れてベスト8。
http://www.sanspo.com/sports/00sydney/back/soccer/olynews0924_06.html

●ナイジェリア連覇ならず
前回アトランタ大会優勝のナイジェリアが姿を消した。準々決勝でチリに1−4で完敗。ボンフレール監督は悲しみに顔を覆った。

序盤からチリの圧倒的な攻撃に劣勢に立ち、前半終了時点で0−3。MFアガリのゴールで1点返すのがやっとで、連覇の夢は消えた。屈辱に顔をゆがめるイレブンに、“スーパーイーグルス”と称された前回王者の面影はなかった。

前回が金メダルとはいえ、立派な成績だと思うけどなあ。そして、日韓W杯アフリカ予選中に、ゴタゴタの中で解任。
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2001/worldcup/rightmenu/teamshokai/team2-rossia.html

●ナイジェリア
3大会連続出場。前回は優勝候補に挙げる声も出るなど、アフリカ最大の“タレント産出国”。だが、協会の財力やサポート態勢といった総合力では見劣りし、報酬未払いによる選手の不満爆発など内部トラブルがいつもつきまとう。

今回も最終予選が象徴的だった。アフリカB組を順当に勝ち抜くとみられたが、オランダ人のボンフレール前監督は「練習場もチームバスもボールもない。試合には自腹でタクシーをチャーターして行っている」と不平をぶちまけた。これで協会と対立。ことし4月にシエラレオネに敗れると解任された。シャイブ現監督は暫定とみられる。

http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/4316/naije.htm

●スーパーイーグルスの迷走は続く…
状況は最悪だ。予選中も含め2回の監督解任劇があり、選手間の対立も伝えられるなど、スーパーイーグルはお馴染みの内紛によって迷走。
ワールドカップ開幕まで2か月を切ったいまも、チーム構成が見えない状態だ。

前回大会でも、ボーナスをめぐって選手が反乱を起こし、それが原因でデンマークに1-4と惨敗を喫したが(決勝トーナメント1回戦)、今回も予選から揺れに揺れた。選手選考に関して協会が現場への干渉を繰り返したため、ヨーロッパでプレーする主力選手たちが反発。途中でチームを離れてしまった。この結果、ボンフレール監督(当時)は解任された。

最終的に選手は戻り、後任のシャイブ監督のもとでどうにか3大会連続出場を果たしたが、2002年になってふたたび混乱が……。

ヨーロッパ組を加えたベストメンバーで臨んだアフリカ選手権(1月〜2月)で、キャプテンのオリセーを中心としたグループとババヤロら数選手が対立。
チームが分裂し優勝を逃がすと(3位)、シャイブ監督も更迭された。

どうもいらぬ苦労をアフリカや中近東でされてきた監督。ゴタゴタの中でも金メダルをとれるチームを構成できる手腕があるのも確かだし、サッカーの集中できる環境を与えられれば、その実力が発揮できるだろうか。ただ、コエリョ監督へのスケジュールのサポートなどで問題があったと云われる韓国協会が、反省を踏まえてボンフレール氏を積極的にバックアップできるかどうか、だろう。

追記。http://eee.eplus.co.jp/soccer_plus/2002wc_nigeria.html
では、フルネームがヨハネス・ボンフレール(Johannes BONFRERE)と。カタール代表監督だった「オランダ人のジョン・ボンフレール」とは」別人か?