ミルコ・クロコップがクロアチアリーグ公式戦デビュー。

SH772004-11-18

実現しちゃいました。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/column/200411/at00003106.html

●ミルコのピッチ登場にスタジアムは大歓声
ヴコヴァル91相手に1−0リード。緊迫した状況下、まだ試合がどう動くか分からない最終局面で、ダヴォール・ムラディナ監督は、ミルコ・クロコップことフィリポビッチをピッチへと投入した。ゴール前へと走るミルコにチバリアサポーターから大歓声が沸き起こった。わずか、5分13秒間ながら、ファンも、そしてミルコも夢のひとときをピッチで過ごした。
ミルコの故郷はセルビアとの国境近く。長く続いた内戦により、いまだ地元のインフラは満足に整っていない。地元民の最大の楽しみはやはり週末のサッカー。2003−2004年シーズンで2部落ちし、1部返り咲きを目指すチームを応援することで、復興の厳しさに活力を得る。そんな故郷のクラブチームのために、ミルコは何の見返りもなく入団を決め、自ら広告塔となることで、地元とチームを勇気づけるのが目的だった。
「本当に幸せだ。なぜなら子供の時の夢が叶ったからね。このスタジアムで自分の最も好きなクラブでプレーしたんだ。信用してくれたムラディナ監督に感謝している。また友好的なチームメートや素晴らしい応援をしてくれたサポーターにもね。私が彼らを失望させなかったことを願っているよ」。ミルコは上気した何とも言えない笑顔で、デビュー戦を振り返った。
「ボールの感触がもう少し必要だし、そのために頑張って練習するよ。私のサッカーのテクニックがチバリアで最も悪い選手よりも悪いことは知っている。でも、目に見えない力が補ってくれるはずさ。私には闘争心があるから」。

より踏み込んだ形での地元コミュニティへの貢献な訳ですね。それでも公式戦に出場というサポートはスゴイ。普通のギインセンセイには出来ないことですな。逆に云えばミルコにしか出来ないこと、を行ってくれているのか。それに「自分がチームで一番悪い選手」と、チームメイトとプロサッカー選手に対する敬意を忘れていないところも好印象ですよ。

試合前にチバリアのサポータークラブ「ウルトラス」から花束を渡され、「自らの栄光の中で、チバリアを助けることに決めたあなたのことを、われわれは決して忘れることはないだろう」と感謝の言葉を受けたミルコは、「生涯、私はチバリアの人間なんだ。今の願いはチバリアが一部に復帰すること。ディナモやハイドゥク(クロアチアの強豪クラブ)と対戦できるようになってほしい」とサポートを約束。チバリアのユニフォームに「PRIDE」のスポンサーロゴが入ることまで望んでいるという。

チバリアVS「PRIDE」サッカーチームの親善試合とかあったりして。ヴァンダレイ・シウバケビン・ランデルマンの2トップ。ヒース・ヒーリングはサイドに展開してもらって、ヒョードルジャイアント・シルバセンターバックに。キーパーにはドン・フライ。ベテランでヒゲはキーパーが相場ですよ。冗談抜きでドン・フライのGKユニ姿は相当カッコイイと思いますよ。