コンサドーレ札幌、リーグ戦最下位決定も観客動員数は堂々第2位に。

SH772004-11-25

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サポティスタより。
http://www.bnn-s.com/bnn/bnnMain?news_genre=2&news_cd=220011026957

コンサドーレ、今季の観客動員数はリーグ2位
コンサドーレ札幌は11月23日、大宮アルディージャと対戦。ホームの札幌ドームには、今季最多の1万9,873人が詰め掛けた。試合は0−1で敗れ、今季のホームゲームを終了。27日のヴァンフォーレ甲府戦を残し、今シーズンのリーグ最下位が確定した。

社長が「経営は実質的に破産状態」と語り、そこからの再建5ヵ年計画の1年目は最下位に終わることが決定した。かつてJ1所属のクラブがJ2の最下位になることはJリーグ史上初だとか。それだけ苦難多き再建1年目になったと云うことでしょう。

コンサドーレは今季、札幌厚別公園競技場で12試合、札幌ドームで8試合、室蘭入江運動公園陸上競技場函館市千代台陸上競技場でそれぞれ1試合のホームゲームを行った。J2は第43節を終え、各チームとも残り1ゲーム。コンサドーレは今シーズンのホーム22試合で20万8,241人を動員。1ゲーム当たりの平均入場者数は、9,466人を記録。J2ではベガルタ仙台の1万6,250人に次ぐリーグ2位が確実だ。リーグ9位だった昨シーズンの平均入場者数は、1万0,766人だった。

観客数は減少したとはいえ、それでも昨季より1300人減程度で済み、クラブが試算していた「再建1年目の観客動員は平均6800人」を大きく上回る支持を得られたことになった。下位に甘んじることが多かった今季J1優勝の浦和レッズを支えたのは間違いなく、スタジアムに足を運んだ大勢のサポーター。今季のコンサドーレも成績的には思うようにはいかなかったけれど、耐え忍んでチームを信じているサポーターがこれだけいれば、コンサドーレの再建には5年もかからないんじゃないかな。*1

*1:クラブが計算していた年間動員総数は149600人。実際は208241人で、差し引きでおおよそ5万人分の入場料収入が加わっているのは、相当大きいだろう。