「香川から目指せJ」サンライフFCを母体として始動。

SH772005-03-29

四国新聞3月26日付より。
http://www.shikoku-np.co.jp/news/sports/200503/20050326000095.htm

●Jリーグ入り視野−市民支援でチームづくり
サッカーのJリーグ入りを視野に入れ、市民によるチームづくりを目指す「高松スポーツクラブ」(仮称)の設立発起人総会が25日、高松商工会議所開館で開かれた。市民の出資を基に活動環境を整えるとともに、県全体のスポーツ振興を図るのが狙い。設立総会は4月30日に開かれる。

ついに香川にも「目指せJ」がキター!

県内では唯一、四国リーグに所属しているクラブチームのサンライフFCが、三月末でスポンサー契約が満了するのを機に、地元出資のチーム「高松FC」(仮称)として再スタートさせる。その活動をサポートするため、県サッカー協会の平井卓也副会長を代表とする発起人23人がクラブ設立を計画。準備会を経て、発起人総会を開いた。

このニュースは複数の朗報を含んでいますよね。まず香川県で唯一「四国リーグ」に所属しているサンライフFCが母体となるので、香川県でJリーグに一番近いクラグからスタートできること。本来はそのクラブのスポンサー撤退で、存続問題となるところが県サッカー協会など後援も受けて、市民クラブとして発展の道が開かれたことですよね。

総会では、高松FC発足に向けた経緯と、Jリーグ入りまでの展望を紹介した後、クラブ規約や事業計画、予算などの案について、意見を交換。平井副会長を会長とする理事会の役員を決定した。
今後、チーム名を公募で決定するほか、協賛企業や後援会組織を募集する。2006年度からはクラブをNPO法人化し、サッカー以外の競技チームの運営や生涯スポーツの振興も図る。
高松市サッカー協会の住谷幸伸会長は「Jリーグを目指すチームの発足は子供をはじめ、地域全体の夢やあこがれ。実現に向けて不安はあるが、関係者で協力して成功させたい」としている。

県サッカー協会はもとより高松市サッカー協会もバックアップ。他地域同様、地元経済界や行政とも連携してこの盛り上がりを推し進めていただきたいところです。今のクラブも地域リーグ所属ということで、とりあえず今季はJFLへの挑戦権を得るべく、四国リーグ制覇をめざすのでしょうか。徳島ヴォルティスがJリーグ加盟、愛媛FCが来季のJ加盟を目指し、南国高知FC高松FCも将来的にJ加盟を目指しています。四国全県で盛り上がってきたのですかね。
●参考リンク:サンライフFC公式
http://www.sunlife-kagawa.com/