Jリーグも年金未納対策。

サポティスタより。
http://www.sanspo.com/soccer/top/st200405/st2004051406.html

●Jリーグでも「年金未納」防止へ徹底指導
日本政界を揺るがす「年金未納問題」にJリーグが警鐘を鳴らす。国民年金保険料の未納・未加入問題について、すでに鹿島などJ複数クラブが選手に納付の再確認、注意を呼びかけていることが13日までに分かった。「個人事業主」に当たるJリーガーの未納問題を防ぐため、クラブだけでなくJリーグも指導の徹底を検討している。
『未納』問題にいち早く反応したのは鹿島。4月下旬ころから、選手一人一人に納付状況を確認。鈴木貞雄取締役は「(納付は)個人の責任だが、社会問題化していることもあり注意を呼びかけた」と話す。
入団時の契約書に「年金は個人の責任の下において払う」との文面を盛り込んでいる市原も、改めて全選手に注意を起する方針。
Jリーガーは「個人事業主」であるため、基本的に月額1万3300円の払い込みが不可欠だ。リーグ側は毎年2月の新人研修の「税務と資産管理」の講義で説明。各クラブも「入団2〜3年めまでは税理士がつき指導する」(東京V)、「毎年シーズン前のミーティングで徹底教育している」(FC東京)など対応策をとっているが、払い込みは自己責任に委ねられている。

これは良い対応。今回の調査で未納の選手がいたとしても「Jリーグは地域社会の規範となるべく、このような社会的な問題に積極的かつ迅速に取り組み、改善していきます」というクリーンな姿勢を見せる形になる。
記事にあるとおり、国民年金未納を理由に役職を辞任、などのニュースを毎日のように聞く。(運用組織や制度に欠陥があるにせよ)重要なポストにある人物はそういうところも襟を正しておかねばならないということなのだろう。じゃあ、誰かブラジルまで国民年金払っていたかを調べに行(以下略)

ジャンケンだけの選手じゃない。

オールスターファン投票EAST・GK部門の1位に躍り出たアルビレックス新潟野澤洋輔

●J−EAST・GK部門(括弧内の数字は週間得票数、矢印は前週と比して)
1.野澤洋輔:137,370(12,025+14,767+15,187+15,748+15,807+27,718+36,118↑)
2.曽ヶ端準:116,051(16,903+19,825+18,862+15,902+12,479+15,880+16,200↑)

UGさんでの
http://soccerunderground.com/blog/archives/000155.html
「清水でも愛されていた」エピソード紹介や、
id:planetesさんの
http://d.hatena.ne.jp/planetes/20040512#p1

新潟の野澤がJ-EASTGK部門で首位に。開催地が新潟だからと言うのもあるんだろうけど、野澤はいい選手ですよ。J2時代どんなに大分サポからブーイングを受けても笑顔で手を振っていたのを見て、ただ者じゃぁないと思ったもんです。ボールへの反応もかなり凄いし、スローイングがセンターサークルを越えて一気にカウンターになるGKを見たのはこいつが初めてだった。あの衝撃的ジャカジャカジャンケンの影響も幾らかあるのかも(笑)

などを読んで、野澤はジャンケンネタだけではなく、ナイスガイな好選手と判明。自らの勉強不足を恥じますです。
で、Jリーグ選手協会の本日のピックアップ選手が野澤洋輔。サッカースクール向けのコメント。
http://j-leaguers.net/

■経験上良かったこと。
経験上これをやったから良かったなということより、これをやっておけば良かったなということだったらいくらでもあるんですけど。(笑)

これからは1日5オシムと1日5ジャカジャカで投票します。(云っているそばから)

どうなる、沖縄かりゆしFC。

新スポンサー手を挙げて。

http://www.kariyushi.co.jp/soccer/
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-040514-0002.html

●沖縄かりゆしメーンスポンサー撤退
Jリーグを目指す沖縄かりゆしのメーンスポンサーの株式会社かりゆし(本社・那覇市)が13日、今季限りでスポンサーから撤退すると発表した。クラブの実質的なオーナー、平良朝敬社長(49)は「諸般の事情により本業に専念することになりました」と説明。01年の設立時から運営費の大半を負担してきた同社の撤退で、クラブの先行きが不透明になりそうだ。

かりゆしはトップチームのみならずU−12、U−15、U−18と下部組織も充実している沖縄県有数のクラブでもある。かつてラモス氏とクラブの方向性(すぐにJFLにいくかどうか)で揉めて、その結果ほとんどの選手がFC琉球(現在県1部リーグ所属)に移籍した。しかし、その後に加藤久新監督と新規に集めた選手たちが奮闘して、今季も強豪ひしめく九州リーグ(通称kyuリーグ)で開幕から2連勝中と好発進中。しかも今日15日が海邦銀行SC戦、明日がサン宮崎FC戦(集中開催方式)の直前の衝撃のニュースになってしまった。
スポンサー企業にも立場や経営があるのは判るけれど、現在戦っている選手たちやユースの少年たちの心中を思うと・・・。

突然の知らせに加藤久監督(48)は戸惑いを隠せない。「まだオーナーから何の連絡もない。今は目前の試合で頑張るしかない」。さらに加藤監督によると、クラブ側から前監督の瀧田一之氏(41)が常務取締役に就任すると連絡があったという。2年前、クラブのテクニカルディレクターだったラモス瑠偉氏(47)が解任されたのを発端に、選手たちが集団退団。その騒動の一因とも言われた人物の復帰に、チーム関係者は不信感を募らせている。

この新取締役が新たなスポンサーさがしをするのだろうか。ゴタゴタのあとを加藤監督と選手が立て直し、昨季も地域リーグ決勝大会まで進んでJFLにもう一歩のところまで来ている。*1そんな沖縄かりゆしFCがこのまま立ち行かなくなるのだけは避けてもらいたいが。

*1:1次リーグで静岡FCと対決、勝てたチームが決勝リーグに進む試合だったのだけれど、PK戦までもつれ5−6の本当に僅差で敗れている。