どうなる、沖縄かりゆしFC。

新スポンサー手を挙げて。

http://www.kariyushi.co.jp/soccer/
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-040514-0002.html

●沖縄かりゆしメーンスポンサー撤退
Jリーグを目指す沖縄かりゆしのメーンスポンサーの株式会社かりゆし(本社・那覇市)が13日、今季限りでスポンサーから撤退すると発表した。クラブの実質的なオーナー、平良朝敬社長(49)は「諸般の事情により本業に専念することになりました」と説明。01年の設立時から運営費の大半を負担してきた同社の撤退で、クラブの先行きが不透明になりそうだ。

かりゆしはトップチームのみならずU−12、U−15、U−18と下部組織も充実している沖縄県有数のクラブでもある。かつてラモス氏とクラブの方向性(すぐにJFLにいくかどうか)で揉めて、その結果ほとんどの選手がFC琉球(現在県1部リーグ所属)に移籍した。しかし、その後に加藤久新監督と新規に集めた選手たちが奮闘して、今季も強豪ひしめく九州リーグ(通称kyuリーグ)で開幕から2連勝中と好発進中。しかも今日15日が海邦銀行SC戦、明日がサン宮崎FC戦(集中開催方式)の直前の衝撃のニュースになってしまった。
スポンサー企業にも立場や経営があるのは判るけれど、現在戦っている選手たちやユースの少年たちの心中を思うと・・・。

突然の知らせに加藤久監督(48)は戸惑いを隠せない。「まだオーナーから何の連絡もない。今は目前の試合で頑張るしかない」。さらに加藤監督によると、クラブ側から前監督の瀧田一之氏(41)が常務取締役に就任すると連絡があったという。2年前、クラブのテクニカルディレクターだったラモス瑠偉氏(47)が解任されたのを発端に、選手たちが集団退団。その騒動の一因とも言われた人物の復帰に、チーム関係者は不信感を募らせている。

この新取締役が新たなスポンサーさがしをするのだろうか。ゴタゴタのあとを加藤監督と選手が立て直し、昨季も地域リーグ決勝大会まで進んでJFLにもう一歩のところまで来ている。*1そんな沖縄かりゆしFCがこのまま立ち行かなくなるのだけは避けてもらいたいが。

*1:1次リーグで静岡FCと対決、勝てたチームが決勝リーグに進む試合だったのだけれど、PK戦までもつれ5−6の本当に僅差で敗れている。