悲し東欧遠征、東欧遠征悲し。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20040415-00000014-spnavi-spo.html
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20040419-00000034-kyodo_sp-spo.html

GK:楢崎正剛(名古屋)土肥洋一(FC東京)川口能活ノアシェラン
DF:永田充(柏)坪井慶介三都主アレサンドロ(以上、浦和)三浦淳宏東京V加地亮(FC東京)田中誠(磐田)茶野隆行(市原)
MF:遠藤保仁(G大阪)西紀寛福西崇史藤田俊哉(以上、磐田)稲本潤一(フラム)中田英寿ボローニャ中村俊輔レッジーナ小野伸二フェイエノールト
FW:高原直泰(ハンブルガーSV)柳沢敦サンプドリア本山雅志(鹿島)玉田圭司(柏)久保竜彦(横浜M)

欧州組が欠ける見通しのハンガリー戦を戦う国内組のメンバーでも、Jリーグを代表する選手たちで構成されている。欧州組を加えた彼らは間違いなく日本を代表する人材たちだ。しかしアジア予選が始まった今をもっても彼らはチームの態をなしていない。なんと無為に時間を使ったのだろう。さらに悪いことに日本はそれを延長しようとしているのだ。
過去に成功事例のない試みを「絶対の自信がある」などと言い放つ実績なき初心者を、許容する世界がどこにあるのか。欧州遠征というせっかくの機会すら「選手個々の経験」というメリット以外なにも得られないであろうことは明白。
一番不愉快なのは強化試合が、まったく強化につながらないことだろう。まったくつまらなく張り合いのない事態になってしまったものだ。