『2046』への準備体操?

さて、昨日までいろいろ顛末をのべたウォン・カーウァイ監督『2046』。木村拓哉出演ということで、ご覧になる方も多いかと思われるが、ウォン・カーウァイの映画は評価が高い反面、「退屈で眠くなった」「もう終わり?」「意味がわからん」などの意見がたくさんあるのも確か。
カーウァイ監督未経験の方にはまず、代表作であり入門作である「恋する惑星」がオススメ。またカンヌやモントリオール映画祭であれこれ受賞した「花様年華」。このどちらかを観て「好きになれそう」だったら『2046』もいけるでしょう。「良く判んない」だったらおそらく『2046』もそうでしょう。
いい悪いとかではなく、カーウァイ監督の映画は独特です。なんというか普段観ている映画とはまったく違うテンポというか「間」というか。そんな映画に出演している、普段のドラマとは違う木村くんを見るのも一興かもしれませんが。