『2046』カンヌに間に合いました。

関連エントリーはこちら。http://d.hatena.ne.jp/SH77/20040416#p1http://d.hatena.ne.jp/SH77/20040418#p1に。
どうやら今回ばかりは「予定」は「決定」になったようで。
http://www.dondetch.com/movie/cannes.html
http://news.searchina.ne.jp/2004/0422/entertainment_0422_001.shtml

●キムタク『2046』:カンヌ映画祭にノミネート決定(2004/04/22)
王家衛(ウォン・カーワイ)監督の映画『2046』が、予定通り第57回カンヌ映画祭にノミネートされた。同映画祭は5月12日に開幕する。この他に中国からは、別の部門に張芸謀チャン・イーモウ)監督の映画『十面埋伏』もノミネートされている。22日付で中国新聞社が伝えた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040422-00000019-spn-ent

●キムタク作品も!カンヌにアジア旋風
5月12日に開幕する第57回カンヌ国際映画祭の出品作が21日、フランス・パリで発表され、コンペ部門にSMAP木村拓哉(31)が出演した香港映画「2046」(監督ウォン・カーウァイ)、日本からは是枝裕和監督(41)の「誰も知らない」押井守監督(52)のアニメ「イノセンス」が選出された。他にも韓国映画2本が選ばれるなど、世界の18作品が集うコンペでアジア旋風が吹き荒れそうだ。
映画はカンヌに合わせての完成に向け、最終の仕上げ作業が行われているという。木村の映画祭への参加は未定だが、公式上映の日時が決定し次第、スケジュール調整に入るもようだ。

今回のカンヌ映画祭の審査委員長はあのクエンティン・タランティーノ。この人はウォン・カーウァイ作品が好きなのは有名だが果たしてどうなるか。*1それに日本公開はいつだろう。

一方、“日本代表”の是枝監督は01年「ディスタンス」に続くコンペ挑戦。「誰も知らない」は父親がすべて違う4人兄弟が、母親に見捨てられながらも力を合わせて生きる姿を描く感動作で「1年かけて子供たちと作ったので、親のような気持ち。華やかな1番素晴らしい場所に連れていけるので良かった」と相好を崩す。日本は今夏公開予定で、フランスでの配給も決まり「世界へ発信する基地としても、自分の作品に広がりを持たせるいい機会」と笑顔で話した。
日本アニメとしては初。カンヌ史上でも米の「シュレック2」と並び3度目のコンペ出品の快挙となった押井監督も「日本のアニメが映画として認知されたのだから喜ぶべき」とコメント。「(公式上映で)タキシードを着るのは嫌ですが、これも監督の仕事。行ってきます」と、上映に合わせ現地入りする意向だ。

こちらの日本代表はどうだろうか。「シュレック2」とはまったく毛並の異なる作品だしなあ。士郎正宗作品がまた世界相手に問われるのはファンとしてうれしいけれど。

*1:ちなみにカーウァイ監督は「花様年華」でカンヌ映画祭主演男優賞(トニー・レオンですな)と高等技術賞を受賞していますです。