ボローニャ着てても心は錦

http://www.sponichi.co.jp/soccer/flash/KFullFlash20040512001.html

マッツォーネ監督残留へ 
MF中田英寿の所属するイタリア1部リーグ(セリエAボローニャは11日、来季もマッツォーネ監督と契約することで合意したと発表した。中田の獲得を積極的に訴えた同監督の残留は、今季いっぱいでパルマからの移籍期限が切れる中田の去就にも影響を与えそうだ。

引退説もあったマッツォーネ監督が続投決定。中田英は多分どこに移籍してもそれなりにやっていける選手だと思うけれど、やはり監督の信任あつくやり易い、出場機会があるボローニャは良い居場所ではないかな。
http://www.sanspo.com/soccer/top/st200405/st2004051201.html

●移籍金の工面無理!?
中田は1月の入団会見で「マッツォーネ監督がいたから」と、入団理由を語っている。7日発売の月刊誌では「残れるなら、もちろんうれしい」とボローニャ残留の希望も口にしたが、監督が退任となれば話は別だ。監督が退団を決意する最大の理由が、強化費用不足。6位以上のUEFA杯出場権争いをするために戦力補強を要求してきたが、クラブ側に拒否され、「ボローニャには、投資する金が1リラもない」と9日にブチキレ発言したほど。ボローニャの財政では、パルマからレンタル中の中田を自軍に完全移籍させるために10億円前後の移籍金を工面するとは考えにくい。ということは−。

●中田の契約
パルマは、親会社パルマラットの破産により高額報酬支払いが困難との理由で中田を放出。今年1月2日から6月30日まで、報酬はパルマ時代の30%減の推定65万ユーロ(約8500万円)というレンタル契約が、ボローニャとの間で成立した。レンタル移籍のため移籍金はない。契約満了で一時的には保有権を持つパルマに復帰する形をとり、来季については、6月30日まではボローニャが優先交渉権を持つ

サンスポの見出し「マッツォーネ監督、退団濃厚で中田完全移籍→残留の道遠のく」はハズレになったわけだけれど、移籍金絡みの指摘は注目。さてどうなりますか。