JFL前期第11節、群馬県東部地域へ初興行。

ユニも格好良いです。

http://www.jfl-info.net/index.html

ザスパ草津 2−2 ソニー仙台FC
(5月30日13:00/群馬県太田市運動公園陸上競技場/4,457人)
ザスパ草津スタメン:サブ
−−−宮川−−佐藤−−−:堺
−寺田−−山口−−佐田−:高須、岩本
−−鳥居塚−−山崎−−−
−−小川−小田島−加藤−:籾谷
−−−−−小島−−−−−:北

ソニー仙台スタメン
−−−本多−−高野−−−−
−花渕−−−−−−−山口−
−−−大谷−−嵯峨−−−−
−桐田−藤倉−高田−木村−
−−−−−内田−−−−−−

●得点経過
43分:山口貴之草津
43分:本多進司(ソニー
54分:高野和隆(ソニー
86分:小田島隆幸(草津

∩( ・ω・)∩ 土壇場の同点バンジャーイ&_| ̄|○ でも2試合連続はどうかな。
35度はあったろう季節はずれの酷暑の中、前半もたつくのが仕様となりつつある草津ソニー仙台に押される展開。キープレイヤー各員に冴えがない。そろそろ疲労が見えてきたか。それでも前半終了間際に幸運のPKを得て(このプレーに限らず審判の基準がはっきりしないので両チームともイライラしていた)、先制。しかしゲーム再開直後にあっという間に同点に追いつかれる。集中力の欠如というにはあまりに不用意なプレーが積み重なり、仙台FW本多をゴール前でフリーにしてしまう。小島でもあれは止められない。1−1で前半終了。

ソニー仙台応援団さんも50人ほどこられて息のあった迫力ある応援。プレーの流れを読んだ的確なコールで、さすが東北リーグの雄を長年応援しているサポーターはサッカー観察眼がちがうのだなあ、と。勉強になります。

後半はこれまた仕様のように草津が押す展開ながらも、不用意なパスミスからカウンターで2失点目。試合最終盤のパワープレーでDF小田島のヘディングシュートが入らなければどうなっていたか。とりあえず2−2で勝ち点1。この試合といい、前期残り4節は、上位進出を狙う中位グループとの戦いばかり。苦しいけれど、ここでもう一度気をひきしめないと。

実はゲームの内容もさることながら、このゲームは(個人的に)心配事が。ホームゲームとは云えスタジアムが初開催となる群馬県東部の太田市。県東部は太田市桐生市などを中心とした生活圏・経済圏であり、草津はもちろん県中心部の前橋・高崎市とのつながりは薄い。どちらかと云えば栃木県南部(足利市)や埼玉県北部、東京都などに目が向いている地域と云える。そこに同じ群馬県とは云え、はるか北部の草津がのりこんで、どのくらいの集客があるのか。

加えて、スタジアムへのあまりの公共交通アクセスの悪さ。*1自家用車で早い時間に現地入りしようかとも考えたけれど「もしかして、オレの車のせいで、せっかくザスパ草津に興味をもってくれた親子連れのクルマが入れない、なんてのは避けなければ」と思い太田駅から約20〜25分の徒歩を選択。しかし杞憂に終わって観客は4,457人とまずまずで一安心。もれ聞こえる会話などから察すると、かなりの数の方がはじめて草津戦を観戦されるご様子で、レプリカユニやグッズの販売所も大忙し。群馬県を代表するチームとして認識されているらしい。良かった良かった。だって、太田市群馬県東部は草津より浦和や大宮のJクラブのほうがはるかに近いのですしね。

暑い中、いつも以上に親切に応対しているように頑張るボランティアスタッフ各位と、ゲーム終了後に一生懸命サインの応じる草津イレブンと彼らを囲む黒山のひとだかりを見て、引き分けは残念ながらも、この観衆の前で負けなくてよかった&認知度を上げるのは良い興行になったなあ、と感じながら1時間に2本しかない電車に間に合わせるべく、帰路に着きました。マッハで。

*1:10時半のバスに乗れないとキックオフに間に合わないなんてアリか。