49ers、WRカーティス・コンウェイを補強。

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●WRコンウェイ49ersに加入
サンフランシスコ・49ersは弱体化したWR陣の補強として、カーティス・コンウェイと1年契約を結んだ。49ersは今オフ、パス捕球チーム1位のテレル・オーウェンズ、2位のタイ・ストリーツ共に失っている。コンウェイ以外では、今ドラフト1順目指名権でオクラホマ州立大出身のWRラショーン・ウッズを加えた。昨年からの残留組はセドリック・ウィルソン、ブランドン・ロイドの2人だが、彼ら2人合わせてキャリア通算64捕球である。

オーウェンズの激しすぎる気性ゆえチーム離脱は仕方ないが、あの49ersでレシーバー陣が弱体化する日がくるとは。モンタナ時代はもちろん、94年のQB:スティーブ・ヤング、WR:ジェリー・ライスジョン・テイラー、TE:ブレント・ジョーンズ、RB:リッキー・ワタース&トム・ラスマンなんてのが普通だった日もあったのに。

GMテリー・ドナホーはコンウェイ獲得について「カーティスはレシーバー陣に多くの経験を持ち込んでくれる。彼はキャリアを通じてチームに貢献している。彼を獲得できてハッピーだよ」と語った。プロ11年のコンウェイは通算556捕球,7,827ヤード、49TDを記録、シーズン1,000ヤード捕球を3回達成している。昨年はジェッツで46捕球、640ヤード、2TDを挙げた。ジェッツ以外ではベアーズ、チャージャーズでプレイしている。デニス・エリクソンHCは「彼は先発WRとしてリーグで成功を収めてきた。カーティスはフィールド内外を問わず若手レシーバーの教師役として貢献してくれるだろう」とコメントしている

いづれのチームでもエースをはってきたコンウェイの能力は疑いない。それとは別に、49ersがFAのレシーバーに頼ることには、やはりさびしさと感慨がある。最後のスーパーボウル制覇から10年も経つのだから、当然なのだろうけど。