10時寝、4時起き。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20040602-00020728-jij-spo.html

●日本、健闘のドロー=サッカー・日本代表−イングランド代表
日本が主力をそろえたイングランドに善戦した。立ち上がりは一方的に攻め込まれた。イングランドは中盤の圧力が強く、速いパス回しで日本を圧倒。前半22分には坪井のクリアミスを拾われ、ジェラードのシュートを楢崎がはじくと、こぼれ球をオーウェンに押し込まれ先制された。

前半はイングランドの「まず先制するぞ」モードで完全に押し込まれる。1失点で済ませたのが健闘。このチームが欧州選手権の優勝候補、というわけでもないのだよね。世界は広い。本人ご希望トップ下の中村くんはこういう展開だと完全に消えてしまう。10対11じゃないか。中央でプレス&ボール奪取、パスを配っているのは玉田じゃないか。でもニュース映像では枠内にとばしたミドルシュートが流されるのだろう。*1

しかし、前半途中からは日本もボールがつながり始め、後半8分には、左サイドの三都主からのセンタリングを受けた小野が同点ゴールを決めた。その後は両軍とも惜しいシュートなどがありながら、決め手を欠き引き分けた。 

中村→三都主→小野の得点はさすが。小野の前に走り、ラインを引き付けていた久保。久保が生んだスペースを使えた小野。小野へマイナスに折り返せた三都主。その三都主の想定する位置へスルーパスを出せた中村。中村くんは、やはり際立つ一芸の持ち主であるのだが・・・。

比較的、調整時間が長めにとれた。この「慣れ」こそがジーコジャパンの生命線だ。コンフェデ杯フランス戦しかりチェコ戦しかりイングランド戦しかり。好パフォーマンスを見せ、健闘した日本代表だけれど、ジーコ体制でこれ以上の上積みは望めないだろう。今日の選手交代も勝ちにいきたかったような、お試しのような中途半端に。

「状態の良い選手が多く出場できて、調整期間がとれていて慣れてきた時」がベスト。こんな情けないチームつくりを2年。次のインド戦の心配なぞしていないけれど、やはり中期展望は明るくならない。あと、稲本は大丈夫?

*1:事実、そうなりました。