ソロモン諸島から連想されるもの。

http://www.daily.co.jp/newsflash/2004/06/07/130631.shtml

ソロモン諸島が最終予選へ
2006年W杯オセアニア2次予選最終日は6日、アデレード(オーストラリア)で3試合を行い、1、2位となったオーストラリアとソロモン諸島がホームアンドアウエー方式による最終予選(来年9月)に進んだ。

国際サッカー連盟(FIFA)ランキング154位のソロモン諸島は同89位のオーストラリアと2―2で引き分け、ニュージーランドを勝ち点1差で抑えて2位に食い込んだ。

ソロモン諸島・・・「隕石ミサイル」とか「ソーラシステム」とか「ビグザムが量産のあかつきには」とか「悲しいけどこれ戦争なのよね」とかより先に、「餓島、ガタルカナル島」であり「一木支隊の全滅」であり「最後の勝利、南太平洋海戦」であり「夜間戦闘においてサーチライトで味方に射撃目標を示し、自らは標的となった戦艦比叡」であり「奇跡のケ号作戦」。

先日ノルマンディーで式典があったそうだけれど、そこで独首相が述べたとおり「死したる兵士に軍服の別はない」。今となっては「ソロモン諸島? どこにあるの?」なんて云われるだろう、故郷から何千里も離れた場所で戦い、ジャングルや海底で眠っている兵隊さんが今もいるということは、いかなる史観を持っていたとしても後世に伝えるべきことと思う。「悲しいけどこれ戦争なのよね」という言葉では割り切れない事実が多くあるのだから。