サガン鳥栖、減資期限まであと10日。

http://www.2002world.com/f_cafe/supporter/200406/040618002_tosu.html
http://d.hatena.ne.jp/SH77/20040618#1087606038の続報。サポティスタより。

サガン鳥栖 サポーター通信 〜100%減資問題
Jリーグは、㈱サガン鳥栖が6月30日までに資本金の「100%減資」を行わなければ、サガン鳥栖に対する救済措置を白紙に戻す方針を固めている。
6月16日(水)付けの「佐賀新聞」と「日刊スポーツ」によると、返送期限の15日までに回収できた同意書は、株主全169人のうちの65%で、そのうちの1通は反対の意向を示しているとのことである。
また、今回の同意書の遣り取りに関しても、経営陣側のやり方に相変わらず大きな問題があるようだ。自分の知る株主の元には、提出期限の前日になってやっとその同意書が届けられたという。その本人は、「なぜこんな重要な文書をギリギリの時点で送るのか。このようないい加減な経営陣を継続させたまま、同意しろというのか」と怒りをあらわにしていた。しかし、それはまだ良い方であって、ある株主には(この文章を書いている時点でも)未だにその同意書すら届けられていないという。(いずれも当の株主本人から14日に伺ったものである。)
4月に行われた減資のための説明会においても、その案内とアンケートの葉書すらとうとう届かなかったという株主もいる。また、その説明会自体も、案内に十分に期間を設けなかったためか、参加者はたったの10名程度だったという。これで果たして「減資」のための説明が株主に対して十分行われていたかと言えるだろうか。こういう不誠実なやり方の連続では、株主の態度を逆に硬化させるばかりであろう。

株主に期限までに同意書を送っていない、って。
昨季末に現経営陣と交代した新経営陣がJリーグ側から不安視されて、現経営陣が続投する形が現在まで続いている。経営陣への不信や不満が株主にあるなか、Jリーグ側も当座は現経営陣にしか要望やら通告やらを出来ないのが問題の根深さを感じさせる。
フロントには何の同情もしないが、今季ここまで健闘している松本監督以下選手たちの努力を無にしないでください。この間の川崎フロンターレを1−0で破った試合をテレビで見たけれど、終了後の鳥栖の選手たち&サポの歓喜の表情とガッツポーズが印象的だった。toto鳥栖勝利の支持率は4%だったとか。とにかくチームはがんばっている。
この健闘もクラブの一部であるのだし、現経営陣と「クラブという器」を切り離して考えられるような形にならないと、最悪の事態を招きかねない。