NFLスタジアム関連ニュース二題。

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NFLビジネスレポート、久々の更新。

シーホークスの本拠、クエスト・フィールドに
6月2日、シーホークスは地域通信大手企業のクエスト・コミュニケーションズ・インターナショナルとホーム・スタジアムの命名権で契約したと発表。同時に、スタジアム名が“クエスト・フィールド”となったことを明らかにした。
契約は15〜20年で、年4〜500万ドルと見られている。また契約には、クエストはクエスト・フィールドやシーホークス施設の通信関連サプライヤーとなることも含まれている。

シアトル・シーホークスの新スタジアムの名前が命名権ビジネスにより「クエスト・フィールド」に決定。15年以上の契約で年4〜5億円の収入源の確保。まあ、妥当な線でしょうか。今度の本拠地は「ドームの屋根が剥がれてきてるし、地震が怖いからチームを移転したいでつ」*1なんてことはないだろうな。

●チーフスとMLBロイヤルズ、スタジアム・リース契約を延長
チーフスとMLBのロイヤルズは現在結んでいるスタジアムのリース契約を15年延長することで、オーナーのジャクソン郡と合意した。現在の契約は2015年の1月31日までで、2030年までとなる。ただし、この合意はスタジアム施設の拡充を目的としたカンザスシティ地区の消費税が承認されることが条件となっている。
2005年10月31日までに拡充のための資金がチームに還付され、2008年3月1日までに改修を終了させる計画。チーフスには5000万ドルが提供され、クラブやクラブ・レベルの改修、スイートの改修、新築が行われる予定。

消費税の一部がチーフスに還付されて総額500億円の資金提供ですか。「承認されれば」というが、あの太鼓のリズムにあわせてファンがトマホークチョップを繰り返す、赤色で埋まったアローヘッド・スタジアム(79,451人収容。いつもほぼ満席)を見る限り、承認されないことのほうが想像できない。

*1:当時のオーナーがフランチャイズ移転の際に挙げた理由。もう少しマシな理由はなかったのか、と全米に思わせた。しかも移転先候補が大地震の記憶さめやらぬLAというのも、全米をあきれさせた。