ジーコジャパンをアネクドート風に語る。アジア杯決勝進出記念版。

久々に。

●無理難題
ある日のパスポート申請所にて。
一人の職員が窓口におしよせるウサギの大群に応対している。
「お慈悲ですから、僕たちにパスポートを下さい。日本を出たいんです」とウサギたち。
「いったい、どうしたっていうんだい?」と職員。
「ある筋からの情報なんです。日本中のキリンがジーコジャパンに召集されるんですって」
職員は笑いながら、ウサギたちに語りかけた。
「だけど、君たちはキリンじゃなくてウサギじゃないか」
「それは判っています」とウサギは答えて、震えながらつづけた。
「でも、それをどうやってジーコ監督に証明すればいいんです?」
●解放されました
サポーター同士の会話。
ジーコジャパンでは、トルシエジャパンのように戦術が選手を縛ることはないんだ」
「そうらしいな。戦術じゃなくて、スタメンかサブか、だろう」
●科学的な分析
アジア杯の日本代表を指揮するのは、もちろんジーコ監督。
初戦はオマーンジーコは命令する。
「走れ!」
選手は走った。次の相手はタイ。同じ選手たちにジーコは命令する。
「走れ!」
選手は走った。次の相手はイラン。同じ選手たちにジーコは命令する。
「走れ!」
選手は走った。日本代表はトーナメントも勝ち進む。同じ選手たちにジーコは命令する。
「走れ!」
最後には選手たちは命令に従えず、走れなくなった。完全に足が止まってしまった。
大会後のジーコ監督コメント。
「日本人選手は、疲れると耳が聞こえなくなるようだ。私の指示が届かなかった」
●発言者
アジア杯終了後、ある代表選手と川○会長が会い、選手はこう漏らした。
「キャプテン、アジア杯でのトルシエ監督の選手酷使はヒドイものでした」
トルシエ? ジーコじゃなくてか?」
「あ、それ、今キャプテンが云ったんですよ」
●ワールドワイド
ジーコジャパンは世界最大規模の代表チームである。
どうして?
協会は東京に、選手は欧州各地と日本全国に、監督はブラジルに配置されているからだ。
●告白タイム
ある代表選手同士の会話。
「なあ正直、監督のことをどう思う?」
「お前と同じだよ」
「じゃあ、何があってもガンバレよ、と励まさないとな」
●お答えします
Q.ジーコジャパンと徹夜の相違はなんですか?
A.相違はない。両者とも体調を著しく低下させる。
Q.ジーコジャパンのメディカルスタッフは交代の予定はありませんか?
A.ない。だが選手たちは、まもなく自分自身をメディカルケアすることを学ぶだろう。