柳沢、友達は出来たかい?

http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-040819-0013.html

●柳沢がヒールパスで観衆魅了
メッシーナFW柳沢敦(27)が上々のホームデビューを果たした。17日に今季初のホーム開催となる強豪ユベントスとの親善試合に後半からFWとして出場。同19分にはゴール前で判断よくヒールパスを送り決定機を演出した。

ギリシャアテネ五輪が盛り上がる中、そのギリシャ人植民都市を起源とするメッシーナに移籍した柳沢(「よ、よ〜し繋がった!」風雲児たち風に)はヤナギらしく頑張っている模様。

この日は16年間の月日と約60億円をかけて建造したサン・フィリッポスタジアム(収容約4万200人)のこけら落とし。ワンプレーで集まった約2万8000人のファンをうならせた。シュートは0本に終わったがムッティ監督は「アイデアもありよくなっている」と高評価。地元紙も及第点をつけるなど定位置獲得へ1歩前進した。

16年もかけて作っていたら、最初に手をつけたところなんか、もう老朽化していそうですが。徐々に増設して、このたび完成しました、ってところでしょうか。柳沢はシュート撃てるようにね。ただこれも状況次第だからな。ただ闇雲に撃てばよいってものではないし。

ネットで触れているところを見つけられなかったのだけど、柳沢はアジア杯出場を辞退してメッシーナに合流したのは、やはり好判断だったと云えると思う。アジア杯のジーコ監督の起用方法(この大会に限ったことではないが)で、同じように勝ち進めていたとしたら、鈴木か玉田の替わりに連続起用で酷使されたか、ほとんどの時間をベンチで過ごすことになった可能性が高い。ジーコ監督はアジア杯前の会見で「アジア杯に参加しても、柳沢は(コンディションが)良い状態でイタリアへ行けるだろう」みたいなことを云っていたが、どうもそうでもなかったことが結果(疲労の極みのスタメンと、ほぼベンチだけだったサブ組)から伺える。アジア杯優勝の場面に立ち会えなかったことは残念かもしれないが、とりあえず今はイタリアでの生活とプレーに集中を。メッシーナでイタリア語を覚えて、友達たくさん作れよ。