そういえば今日でした、W杯1次予選インド戦。

試合が盛り上がれ。

個人的にはかつてないほどに気分が盛り上がらないインド戦(もう2年くらい盛り上がらないんだけど)。注目点は中澤がFWで出場するのかしないのか、インド相手にガッツリ何点取れるのかくらいか。開始10秒で点をとるとかはどうなったんだ。ここでやらなきゃいつやるんだ。選手個々に目を移せば細かく注目点は探せるのだけれど、全体としては「慣れによる深化」くらいしかチーム成長が期待できないってところが、どうもダラダラ時間だけが過ぎていくようでツマラナイなあ。とにかく選手の無事を祈るばかり。あとはここが注目か。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/column/200409/at00002358.html

●短期連載 宇都宮徹壱コルカタ日記(9月5日)
第1回 本邦初公開(?)のソルトレーク・スタジアム(2/2)

ローマのコロッセウムを思わせる巨大な円形競技場の周囲は、草木で覆われていて、時おり家畜のヤギとすれ違う。いかにもインド、という光景だ。だが、そんなことよりも気になるのが、スタジアムの老朽化である。ところどころ外壁がはげ落ちていたり、通路が陥没していたりしている。一体このスタジアムは、建造されて何年経つのだろう。

最初の驚くべき発見。それは、洗濯物である。入場口のスロープを登っていく途中で、眼下に洗濯物を干している男を確認する。さらに驚くべきことに、その傍らでは水道で体を洗っている男がいるではないか。どう見ても、スタッフや職員の類ではない。その風体からして、彼らがここで「暮らしている」ことは明らかである。よくよく観察すると、スタジアムの外壁を利用した、掘っ立て小屋のようなものも見える……。

スタジアムの正面入り口では、野良犬が静かな寝息を立てていた。私はこれまで、多くの辺境のスタジアムを渡り歩いてきたが、このソルトレーク・スタジアムほど生活に密着したスタジアムというものは、見たことも聞いたこともない。案の定、スタンドの一階席にも、さながらわが家のようにくつろいでいる人々がいた。新聞紙の上で眠りこけている老人、タバコをふかしながらボンヤリとピッチを眺めている男、一心不乱にカードゲームに興じる子供たち。そうかと思えば、何かのスクールだろうか、そろいのユニホームを着てサッカーやクリケットに興じている子供たちの姿も見える。その横を、サリーを着た女たちが通り過ぎていく。

あわててピッチに視線を移すと、さすがにそこは侵入不可能な「聖地」であるようで、スポーツ施設としての威厳を辛うじて留めていた。どうやらこのスタジアムでは、ピッチ以外のスペースは、ほとんど「道端」のような扱いになっているらしい。ここにヤギや犬や牛がいても、何ら違和感がない。恐るべし、インド。

これぞ生活にサッカーが溶け込んだ地域密着。いやサッカーに生活を密着させているのか。ベンチに陣取るサブ組に近所の子供とか野良犬とかが群がりそうな悪寒。実力差も考えると、もう練習試合風味が全開かな。もうひとつ。
http://www.sanspo.com/soccer/top/st200409/st2004090701.html

ジーコ日本にインド“無抵抗主義”ならぬ“最後の大抵抗”
試合会場は12万人収容のソルトレークスタジアム。サッカーサイト「インディアンフットボール・ドットコム」の主宰で、インド協会広報部付のインド人記者チャドゥーリ氏によると、今回のチケットをインド国民向けに超格安でバラまいているという。

その値段が最も安い席で20インドルピー(約50円)。普段のインドリーグの半額だ。これに対して、日本人向けの席は1000ルピー(約2500円)。実に50倍の格差とは法外? インドの平均年収は1万8000ルピー(約4万5000円)のため、インド国内の感覚では月収の3分の2に当たる計算だ。

日本人1サポ=インド人50サポと考えると目安となるでしょう。
いっそタダ券でいいじゃん。12万人も集まるのかな。そんなに集まらなくても観衆の中にダルシムとカレクックのコスプレしているサポが映るだけで日本じゃ祭りになれそうだけど。誰かやらないかな〜カレクック。*1

*1:キン肉マンに登場した残虐超人。頭のカレーライスをのせている。凶器攻撃で相手の頭にキズをつくり、そこにカレールーを塗りこんで脳味噌をマヒさせる、のが必殺ワザ。いまだにファン多し。