Jリーグが経営状態を情報開示、公開へ。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/kiji/2004/09/22/02.html

●開かれたJへ 全クラブの収支公表
まるでプロ野球界の騒動に合わせたかのようなタイミングで、Jリーグが情報開示への積極的な姿勢を示した。

理事会後に会見した鈴木昌チェアマン(68)は「来年からクラブ別のデータを出したい。プロ野球があれだけ問題になっている。基本的に情報開示をやった方がいい」と来年度から各クラブの経営状況を公表していく方針を明らかにした。

結論から書いてしまえばプロスポーツ組織の運営では、利害が対立する部分もあるリーグ・各球団&クラブ・選手のトライアングルが「いずれにもベスト」な状態は望めない。「よりベターな方向を絶えず模索しつづける」姿勢を持って事にあたるのが「ベスト」と云えるだろう。
プロ野球の方向性が模索され喧々諤々な議論が行われているこのタイミングで「情報開示の方針=Jリーグのオープンなイメージ」を出せたことが良し。