ザスパ草津、9月30日にJ加盟申請を正式提出。

SH772004-10-01

上毛新聞より。

ザスパJリーグに加盟申請
来年からのJリーグ2部(J2)入りを目指す日本フットボールリーグ(JFL)参戦中のザスパ草津は三十日、東京都内のJリーグ事務局で加盟申請書を提出した。申し込みはこの日で締め切られ、今年の申請は大塚製薬(徳島)を母体とする徳島ヴォルティス愛媛FC(愛媛)を合わせたJFLの三クラブとなった。

Jリーグの鈴木昌チェアマンは二クラブを入会させたい意向で、現段階ではJFL首位の徳島と2位のザスパのリーグ入りが有力視されている。昇格クラブは十二月の理事会で決定。ザスパが承認されれば県内初のJクラブ誕生となる。

この日は、ザスパを運営する草津温泉フットボールクラブの賢持宏昭社長と大西忠生取締役、草津町の福田信夫助役、前橋市の根岸雅市長公室長が事務局を訪ね、鈴木チェアマンに入会申込書を手渡した。

ザスパはこれまでJ加盟までの期間短縮を可能にする優遇措置を設けるなど、日本サッカー協会の後押しを受けてきた。今回はJ側から予備審査の結果を受けて指摘された改善点をクリアしての申請で、準備面での支障はない見通し。今後は「原則2位以内を昇格条件」とするJFLの成績が鍵を握る。

成績が悪ければ、すべては夢幻のごとくなり。気を緩めずにあと8ゲームだ。最終節はアウェイでHonda FC戦なので、それまでには2位以内を決めておきたいところ。古橋達弥は去ったものの、あんな強いチームに勝たなければ2位以内は無理、なんて状況には陥らないように。

申請後、会見した賢持社長は「予定より一年早くここまできた。気持ちを新たに残り試合に全力を尽くし必ず2位以内を確保したい」と話した。

ザスパは現在、JFLで八試合を残し、勝ち点四十六でJ昇格圏内の2位を堅持。首位を独走する大塚製薬との差は勝ち点十一。愛媛は勝ち点三十で7位。

J2は十二クラブが加盟しているが、来季からJ1のクラブが二増するのに伴い、JFLからの昇格がなければ減少する。JリーグはJ2昇格数について「リーグの運営上、二クラブが望ましい」との方針を示している。

個人的な希望では、3クラブとも加盟させていただきたいのですが。7位の愛媛FCも組織運営面などいろいろ整備できてきているし、行政も前向きに動いてくれてるし。チェアマンお願いします。