JFL後期第8節。今週末は天皇杯3回戦でお休みです。
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今季より始まったリーグ戦とカップ戦を交互にこなす日程は各クラブに影響はあるのかな?
ホームゲームなのに隣県長野での試合。ホームゲームなのに長野新幹線で遠征して電車賃が往復で7600円ナリ。駅までのガソリン代と食事代含まず。これだけ出費したゲームでも勝ち点3をゲットをすれば、まずは満足。フラビオの背番号9を引き継いだマルキーニョスが後半途中出場で公式戦デビューを果たし、いきなり得点に絡む活躍ですよ。DFラインの裏に飛び出るFW吉本淳にあわせた絶妙のクロスを放ち、このプレーがPKを呼び込む。これを山口貴之がキッチリ決めて1−0の勝利。
勝ち点3獲得とマルキーニョスが戦力として期待できることが判った以外は、それはそれはしょっぱい展開で。双方「4人で攻めて6人で守る」サッカーで前半を使い果たし、後半残り20分くらいからは運動量の落ちた栃木SCをザスパ草津がやや押す展開でした。右SBの佐田聡太郎くんがとりあえずベンチに入れるくらいの復調を見せていたので、早く先発に復帰を。でないとこれからも攻め駒と攻めのバリエーションが足りないし、不安も残る。
双方、消極的とも思える負けないサッカーに終始したのは前回の足利での対戦で、草津は「最後の6分間で3失点」、栃木は「前半為すすべなく3失点」のイヤな記憶が、慎重すぎる姿勢をつくってしまったのかな?
余談ながら前座としてザスパ渋川ハヤブサと長野市トレセン選抜のジュニアユース同士の親善試合が行われました。ザスパが2−0で勝利したこともあり、展開とプレーの積極度では、こちらの方が面白かったことは秘密の方向で。
今週末の天皇杯3回戦は、ザスパ草津は桃山学院大学と。一方の栃木SCはサガン鳥栖と対戦。
●デンソー 2−4 群馬FCホリコシ
10分:奈良安剛(群馬)
12分:高山英樹(デンソー)
23分:小山大樹(群馬)
50分:森陽一(群馬)
65分:森陽一(群馬)
63分:脇良太郎(デンソー)●国士舘大学 3−3 SC鳥取
23分:鈴木崇也(国士舘)
25分:山根伸(鳥取)
47分:鈴木崇也(国士舘)
48分:大多和卓(鳥取)
57分:沼野成吉(国士舘)
89分:山根伸(鳥取)
群馬FCホリコシはデンソーに快勝、昨日のエントリーで紹介の元カメルーン代表チュウミも先発出場したとか。国士舘大とSC鳥取の15位16位対決は交互に点を重ねる展開でドローに終わる。勝ち点0よりはマシながら、出来れば勝ち点3が欲しかったSC鳥取は、まだまだ苦しい状況。
この中で10日の日曜日に天皇杯3回戦に出場しているのが群馬FCホリコシ。徳島県鳴門で神奈川県代表の東海大と。お客さんの入り具合は心配だが、徳島市立高校卒のFW森陽一よガンバレ。*1ただ群馬FCが東海大を破り、ザスパ草津も桃山学院大相手で3回戦を突破した場合は、どちらのクラブがホーム群馬県で4回戦をJ1のクラブと対戦できるのかな??
●横河武蔵野FC 0−3 YKK AP
29分:朝日大輔(YKK)
52分:野嶋良(YKK)
68分:長谷川満(YKK)●アローズ北陸 1−2 ソニー仙台FC
20分:村田純平(ソニー)
65分:桐田英樹(ソニー)
68分:北川佳男(アローズ)
4位YKKAPは負けずにピッタリ2位と3位を追う。アローズ北陸は追撃及ばず。来たる天皇杯3回戦は、ソニー仙台がヴァンフォーレ甲府と。アローズ北陸が大宮アルディージャと。生きて帰ってこい。4回戦は地元でJ1とだ。
大塚製薬こと徳島ヴォルティスは、難敵佐川東京を下す。大塚製薬の天皇杯は終わってしまったけれど、「圧倒的な成績でJFL2連覇してJに上がろう!」とリーグ戦に集中しているとか。ザスパ戦はこれからなので、あまり燃えないで下さい。一方の、参加クラブ数全国1位の496クラブの頂点に立った東京都代表の佐川東京、天皇杯の相手は中京大学。
後期第8節:10月3日(日)
●Honda FC 3−2 佐川急便大阪SC
23分:新田純也(ホンダ)
25分:新田純也(ホンダ)
69分:鈴木弘大(ホンダ)
75分:嶋田正吾(佐川大阪)
85分:嶋田正吾(佐川大阪)
ホンダも愛媛FCも勝利。今節は上位陣はみな勝利で終わりました。天皇杯、佐川印刷はベガルタ仙台と。愛媛FCの対戦相手はJ2王者の川崎フロンターレ!
惜しい。仙台−愛媛戦ならば、コミック「ORANGE」で最高の盛り上がりをみせた、「仙台アヴァランチ−南予オレンジ」のリアル版だったのに。