ザスパ草津と群馬FCホリコシの両群馬県勢が天皇杯4回戦に進出。

SH772004-10-11

http://www.jfl-info.net/

ザスパ草津 1−0 桃山学院大学大阪市長居第2陸上競技場・大阪府
70分:山口貴之草津

東海大学 1−2 群馬FCホリコシ徳島県鳴門総合運動公園陸上競技場徳島県
64分:堀池勇平(東海大
64分:藏川洋平(群馬)
66分:山田智也(群馬)

群馬県勢が共に天皇杯4回戦進出を決め、J1への挑戦権を得た。いや〜メデタイ、メデタイ。今日12日の抽選で各々の対戦相手が決まるが、今年の天皇杯から3回戦の勝者がホームでJ1チームを迎え撃てる形になるので、J1チームがシード権を得た76回大会以後では、群馬県勢とJ1のチームが公式戦で戦うことに。これは女房を質に入れても見に行かなアカンで!(アデランスの中野さん風に)

そして昨日の群馬県勢の戦いを伝える地元紙、上毛新聞は。
http://www.raijin.com/news/mon/sports01.htm

ザスパ草津 1―0 桃山学院大 
ボール支配で圧倒したザスパ草津は、度重なる好機をなかなか得点に結びつけられない。後半25分、MF山口がゴール前でDFをかわしようやく先制、逃げ切った。桃山学院大はカウンター攻撃から決定機を得るがゴールはならなかった。

後半に入ってやっとゴールをこじ開けたザスパ草津。優位に試合を運んだが「決めるところで決めないと。クロスの精度もスピードも足りない」と植木繁晴総監督は振り返った。再三の好機を逃し、じりじりとした展開をGK小島伸幸は冷静に分析した。「いつものこと。ただ、今はそこで0―0や0―1で終わらない。競ったら強いよ」。

言葉通り、後半25分にMF山口貴之の決勝ゴールが生まれた。第一の目標だったJ1との戦いに向け「次は思い切り挑戦者として戦える」と守護神の小島は意気込みを語った。

さすがウッチー・・・じゃなくて山口貴之。これでソニー仙台栃木SC桃山学院大と3戦連続で決勝点を挙げる活躍。ただ栃木戦と桃山学院大戦では山口さんしか得点していないのは触れない方向で。

群馬FCホリコシ 2―1 東海大
群馬FCホリコシが2試合連続の逆転勝ち。前半はペースを握りながら無得点。後半19分に先制を許したが直後にMF蔵川が同点ゴール。2分後にはMF山田が決めて勝ち越した。東海大はMF堀池のゴールで先行したが最後まで守り切れなかった。

先制されてもしっかり勝利をつかみとる。2回戦に続いて、“逆転勝ちのホリコシ”が本領発揮した。ゴール前に人数をかけて守る東海大に手を焼いた。だが、守備隊形が崩れはじめると中盤のスペースを有効に活用。ここから鮮やかに試合をひっくり返した。

次戦はJ1と戦うが、池田司信監督は「相手が決まってから考える。まずはリーグ戦に集中したい」と淡々とした様子。それでも「J1と試合ができるだけでもよかった。楽しめる」と4回戦進出に満足げだった。

4回戦は11月13日と14日の分散開催なので、ザスパと群馬FCは土日で分かれて試合をすることになるだろう。来月13・14日には2日連続でJ1チームが連続で群馬県で試合をすることになるので、群馬県の両チームは地元のサポと県民へのアピールのためにも健闘してもらいたい。

またJ1クラブとの対戦となれば、相手クラブにもよるだろうが大勢のアウェイサポが前橋敷島公園を訪れることになる。運営や交通面での課題をこれを機会に浮き彫りにして、今後に活かす良い機会にもなる。これらの関係各位も是非がんばって欲しい。