ザスパ草津J昇格→124億円の経済効果!?

124億円も稼ぐのか?

上毛新聞、本日の1面トップ記事ですよ。

ザスパ草津J昇格の経済効果大
Jリーグチーム誕生を起爆剤とした地域経済の活性化を目指す県は七日、日本フットボールリーグ参戦中のザスパ草津のJ昇格に伴う県内経済への直接、間接の効果が百二十四億円に上るという試算結果を明らかにした。

県の依頼を受けた大手民間シンクタンクコンサルタントが、県内で開催されるJ2二十二試合に平均五千人の観客が入るとして算出した。

目下のところの平均観客動員数は、おおよそ4500人。ホーム開幕戦ではJFL新記録の観客が集まったが、観客席が2000〜2500程度しかない南長野でのホームゲームが2試合あった上での数字。たしかにJ2に加盟して関心を持ってくれる層がもう少し増えるだろうから、5000人くらいは妥当な数字だろうか。

ザスパのチーム収入となる入場料やスポンサー収入などの「事業収入」は十億円と見積もった。昇格で、放映権料を含む分配金も含まれる。

ホームゲーム観戦での観客の消費は「関連ビジネス」として集計。会場内外での飲食は十三億円、ユニホームなどのグッズ販売と交通費、サポーターの宿泊費などで七億円と推計した。J昇格が与える少年サッカーへの影響も重視。活動の活発化によって、ユニホームの作製や遠征費など十億円の新たな需要が起こるとしている。

また、イベント開催やグッズ販売などで二十億円を見込み、事業収入と消費による「直接的な経済効果」を六十億円、こうした収入が新たに消費に回ることを考慮した「波及効果」を六十四億円と見積もった。

随分景気のいい話が並んでいますが。まったく未知数な来季、J2加盟できた場合は参戦1年目での怒涛の大連敗とかも覚悟しておりますが、それでもこんなに景気の良い数字が出るのでしょうか。

リンク先は一週間の命なので、上記数字算出部分は自分のダイアリーに残しておこう。こういう試算は後に検証されるのかな?

県産業政策課は「J2の地元への経済効果としては標準的な金額」とした上で、「J1昇格すれば知名度が上がり、効果も高まる。草津温泉への観光客も増大するのではないか」と期待する。

気が早い。ただ将来的にはアウェイサポ向けパック「ザスパ草津ホーム戦での前日入り&後泊で草津温泉でマターリツアー」とかはステキだが。

ザスパ昇格に向け県内企業の支援ムードが高まっていることも、有形無形の経済効果を生みそうだ。ザスパの財政面の弱さを補うため、株主に名を連ねる企業は五十社に上った。

出資呼び掛け人の一人で、グローバルピッグファームの赤地勝美社長は「働きながら夢を追う姿勢が企業の活力につながっている」と強調。ベイシアはTシャツや帽子など五十種のザスパ関連オリジナルグッズの十一月発売を計画するなど、J昇格をにらんだ企業の動きが活発だ。

な、なんだってー!(AA略)
ベイシアオリジナルのザスパ草津グッズが発売とは! J昇格を睨んだ地域プチブームと企業戦略と百も承知だとしても、ザスパサポとしては乗っかるしかありませんな! 50種類コンプリートは狙いませんけど!! それに上毛新聞も1面トップ記事で一企業の企画宣伝をさらっとしてしまうとは、ザスパスポンサーつながりとは云え、どうなんですかな!(オチのないままこの記事・了)