Jリーグ選手協会、「ストまで行け」とは云わないが。

http://www.gendai.net/contents.asp?c=044&id=15900
ちょっと前の記事。ネタが無くなった場合のストックでした。でもモズのはやにえと同じでそのまま忘れること多し。

●年俸最高1億円、最低は60万円
Jリーグの年俸制度は複雑である。まずは「A契約」。これはJ1で公式戦450分出場、J2で900分出場が条件となる。さらに初めて契約を交わす選手は「700万円を超えてはいけない」という上限が設けられている(2年目からは無制限)。
高卒、大卒ルーキーなどJリーグの出場実績のない選手は「C契約」となる。年俸は「480万円以下」「出場報酬は1試合5万円以下」という規定がある。
「高卒300万円、大卒400万円がルーキーの平均年俸だが、とんでもなく低い選手もいる。たとえば市原に今季入団した24歳のMF椎原。鹿児島実から関西社会人リーグの大阪ガスでプレーしていたが、昨年11月に入団テストを受けてプロになった。交わしたのはC契約で金額は200万円ジャスト。サラリーマン時代よりも下がってしまった。
それでもJ2よりは恵まれている。J2ではプロ2、3年目でも年俸120万円クラスはザラ。月5万円の年俸60万円という選手もゴロゴロいる。そんな格安給料の選手はオフにバイトしたり、親にカネを借りているようです」(サッカー記者)

プロ野球みたく「ストまで張ってなんとかしろ」とは云わないが、最低年俸基準は勝ち取るべし。「あまり低ければ契約を断ればよい」とか「金よりも夢を追う職業を選択したのだろう」とかの主張もあるだろうが、それはあくまで外野の意見。直接の利害が生じる選手会が動かねば、誰も、ましてやフロントは自主的にそんな基準を作ってくれないぞ。