天皇杯4回戦進出組は全敗、群馬FCホリコシも、佐川急便東京も。

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佐川急便東京SC 1−2 アローズ北陸
66分:上園和明(アローズ)
71分:山本正男佐川東京
79分:北川佳男(アローズ)

群馬FCホリコシ 1−2 佐川印刷SC
52分:大槻紘士(佐川印刷
53分:若林令緒(佐川印刷
60分:森陽一(群馬)

天皇杯柏レイソルと戦い、10人になりながらもカウンター攻撃で得点し、その後守りきって勝利した群馬FCホリコシ。しかしこの試合で「カウンターで得点し、10人になりながらも、その後守りきって勝利する」を行ったのは佐川印刷のほう。柏戦と違い、引き気味の相手にスペースが無く、攻めあぐねる展開。ボランチ山田智也は松葉杖はとれたものの、いまだ出場できず、前線でボールキープしてゲームを作れる蔵川が下がり目に位置せざるを得ないのが災いした。
また佐川印刷ボランチ、元京都パープルサンガの大槻紘士が蔵川を徹底マーク、蔵川がボールを持つと、常時2人がかりでプレスにいく。さらに大槻は攻めあぐねた群馬FCが不用意な横パスを出す瞬間を試合を通じて狙っており、自ら挙げた先制点もそのボール奪取が奏功したものだった。このゲームのMOMは間違いなく攻守の要となった大槻である。さらにゲーム再開後のリスタートも直後にボール奪取、DF陣が整わない間に追加点を決めて佐川印刷がリードを拡げる。
群馬FCも蔵川のサイドチェンジ気味のクロスを小松原がヘッドで落としてゴール前の森に。これを右サイドの角度のない位置から左サイドネットへ突き刺す、難度の高いゴールを挙げたものの、10人になった佐川印刷の守備専を崩せずにホイッスル。ホーム最終戦を勝利で飾ることは出来なかった。試合終了後に挨拶とイレブンによる記念品などのスタンドへの投げ込みが行われた。この日は柏レイソル相手の勝利が効いたか、596人といつもの倍の入り。一年間の活動の中でサポーター集団もスタンドで編成されて、少しづつながら前進している模様。良いサッカーをしている群馬FCもガンバレ。

しかしHonda、草津、群馬FC、佐川東京天皇杯でJ1と対戦した4チームが全て敗北するとは、不思議なもの。大一番を終えた後のエアポケットのような気の緩みとか、疲労とかいろんな要素がありそう。この敗北でいづれも気を取り直してガンバレ。

ザスパ草津 残り2節スケジュール
第29節(11月27日) vs 佐川急便東京SC
第30節(12月5日) vs Honda FC

Σ( ̄□ ̄;) いや東京と浜松ホンダは、あまりガンバルな。むしろ急にお腹が痛くなれ。