前橋育英高校MF細貝萌、浦和レッズ入りが内定。

今季の高校サッカー選手権群馬県代表の座は前橋商業に譲りましたが、前橋育英注目の逸材、細貝くんは強化指定選手として通っている浦和レッズ入りが内定しましたよ。本日の地元紙上毛新聞より。

●育英高・細貝 浦和レッズ入り
今夏の全国高校総体で4強入りした前橋育英高サッカー部のMF細貝萌が24日、J1第2ステージを制した浦和レッズへの来季新加入が内定した。同校からのJリーグ加入は26人目。18歳以下日本代表の細貝は「サポーターや見ている人にドキドキしてもらえるような選手になりたい」と抱負を語った。

前橋育英は記事にあるとおり、群馬県からJリーグに選手を輩出している名門校。W杯にも山口素弘キャプテンと「Jリーグの荒法師」がすっかり板についてきた松田直樹が出場してたり。

15歳以下日本代表を皮切りに各年代の代表経験がある逸材。Jリーグの複数クラブが獲得に名乗りを上げた「期待の星」は、浦和を選んだ。「夢に向かう上で、自分が一番伸びる環境にあると思った」浦和は、細貝が高校1年の時から注目してきた。ことし3月には、高校に籍を置いたままJリーグの試合に出場できる強化指定選手に決めた。「チーム全体でほしがってくれた」(細貝)誠意も決め手になった。
強化指定選手としてボランチでサテライト戦に出場。危険察知能力や攻撃時に前線まで飛び出していくプレーに高い評価を得ている。ブッフバルト監督が目指すサッカーに通じるものがあり、森GMは「いい形で育ってくれるだろう」と語る。
●ほそがい・はじめ 1986年6月10日生まれ。18歳。前橋広瀬小―前橋山王小―前橋七中(FC前橋ジュニアユース)―前橋育英高。FC前橋で高円宮杯全日本ユース(U―15)3位。好きな選手はピルロACミラン)、ジダンレアル・マドリード)。177センチ、64キロ。

浦和レッズでのポジション争いは厳しいだろうが、頑張れ細貝くん。かつて、ある相撲の親方が「勝って騒がれる力士ではなく、負けて騒がれる力士になれ」とおっしゃったそうですが、細貝くんも「名前で騒がれるJリーガーではなく、プレーで騒がれるJリーガー」になってください。