「H2」に続き、「タッチ」も実写化へ。

なぜに今よ。
http://movies.yahoo.co.jp/m2?ty=nd&id=20041214-00000021-sph-ent

長澤まさみで「タッチ」映画化 世界の中心から南ちゃんが来た!
2005年度の東宝配給作品のラインアップが13日発表され、人気野球コミック「タッチ」(原作・あだち充)が、女優・長澤まさみ(17)主演で映画化されることになった。同作はアニメで3作品が製作されているが、実写映画化は初めて。「ジョゼと虎と魚たち」などで知られる犬童一心監督がメガホンを執り、来秋公開予定だ。
世界の中心で、愛をさけぶ」の好演で一躍スターダムにのしあがり、今度は世の若者をとりこにしたヒロイン、浅倉南を演じる長澤はこの日、東宝本社で会見。「つい最近原作を読み始めたところですが、すごく面白くて、時代を感じない。さわやかな女の子を演じられたら」と制服姿で笑顔を見せた。

ヒロイン浅倉南について原作者のあだち充は「理想の女性ではない、好きな女性像」と答えていたが、こんなパーフェクトジオングか完璧超人のような人間、そうは居るまいよ。比べられる女優さんはたまったものではないと思うが。

達也、和也役は未定だが、東宝によると「野球の技術がある若手の俳優と交渉中」という。来年3月クランクイン予定。

野球の技術がある双子・・・工藤兄弟で(笑)。
それはともかく。あだち充作品の映像化の難しさは、風景画の挿入と会話のテンポによる「独特のゆったりとした間と余韻」にある。時系列どおりにアニメや実写にしても「ただただ淡白」にしかならない。
「H2」実写化の長澤監督(ココニイルコト、卒業)ならば、あの間を実写に表現できると思うけれど、こんどは若年の俳優陣の技量が問われてしまう。「タッチ」は映画で勝負とのことだけど、あだち充作品は鬼門だよ、絶対。