徳島ヴォルティス首脳陣も、Jリーグ合同トライアウトを注視。

●光る原石探し出せ　Ｊリーグ合同入団テスト、田中監督ら見守る
Jリーグで戦力外通告を受けた選手らを対象にした合同トライアウト（入団テスト）が16日、千葉県柏市の日立柏サッカー場であった。J2入りした徳島ヴォルティスからは田中真二監督、佐藤清孝強化育成部長、米田豊彦ゼネラルマネジャーが参加し、各選手の動きを熱心に見詰めた。
スタンドには徳島ヴォルティス関係者をはじめ、JリーグやJFLの監督、強化担当者らが陣取り、新たな働き場所を求める選手のプレーをチェックした。田中監督は「ストライカーやトップ下、ボランチなど縦のラインにJリーグ経験者がほしい。何人か興味をひく選手はいた。他チームとの競合になるだろうが、できるだけ早く交渉に入りたい」と話した。

田中監督は就任記者会見で語られた構想どおり、ポジションによってはJリーグ経験者を加えて選手層の厚みを増し、44試合の長丁場に臨みたい模様。25、26日ではクラブのセレクションもあり、もちろんそこでも戦力を見極め、確保したいところだろう。
それにしても、ザスパ草津は誰か強化担当者をトライアウトに参加させたのだろうか。天皇杯４回戦の翌日だし、さすがに無理だったか？　Jリーグ合同トライアウトは来年１月にもう一度行われるので、そちらには参加するとは思うけど。