「岡山から目指せＪ」ファジアーノ岡山、中国リーグ昇格戦を制す。

SH772004-12-20

●ファジアーノ岡山昇格　サッカー中国リーグ入れ替え戦
サッカーの中国リーグ入れ替え戦最終日は19日、岡山市の桃太郎スタジアムなどで２試合があり、ファジアーノ岡山（中国地域県リーグ決勝大会２位）は２―０で鳥取KFC（中国リーグ７位）を下し、来季からの中国リーグ昇格を決めた。山口教員（中国地域県リーグ決勝大会１位）も２―１で広島FC（中国リーグ８位）に逆転勝ちし、昇格を決めた。
ファジアーノ岡山は前半20分、MF藤井一がPKを決めて先制すると、同25分にはFKをMF石川が頭で合わせて追加点を奪い、畳み掛けた。鳥取KFCの反撃をGK藤井陽の好セーブなどでしのぎ、逃げ切った。

ファジアーノ岡山と山口教員団の監督スタッフ、選手とサポーターのみなさん、昇格おめでとうございます。
ファジーアノ公式では。

●中国リーグ進出決定！
12月12日と19日、中国リーグ進出をかけて鳥取KFCとの間で行われた試合は、ファジアーノが勝利をおさめ、中国リーグ進出を果たしました。晴天に恵まれた岡山市内桃太郎スタジアム補助競技場では、少年サッカーチームらなどおよそ200名ほどのサポーターが応援にかけつけました。安定した守りと、チャンスを確実にモノにする攻撃に冬のスタジアムが熱くなった１日でした。
応援に来ていただきましたみなさんどうもありがとうございました。
●試合結果
12/12 ファジアーノ岡山　２ - １　鳥取KFC
12/19 ファジアーノ岡山　２ - ０　鳥取KFC

県リーグ所属時から200名のサポが駆けつけるのは、かなりの好感触。ファジアーノ岡山はこの昇格で、Jリーグを目指すクラブとしてより一層の充実がなされるような各方面のサポートがあれば、と思います。強さと未来への期待、そしてクラブの本気度が観客を増やすなによりのアピールですし。
Ｈ＆Ａの１試合目は２−１で勝利していたファジアーノ岡山。しかし２試合目で敗北し、かつ「得失点差で並んだ場合は現中国リーグ所属チームが残留する」というルールなので、決して楽観ムードでもなく鳥取KFCも勝てば残留できる（得失点差が最低でも並べるため）、というモチベーションで試合に臨んだため、かなりの熱戦だった模様。公式では得点シーンと昇格を決めた選手一同の動画も。ザスパ草津も２年前はこんな感じでしたね（しみじみ）。
今季の中国リーグは三菱自動車水島が優勝し、さらに地域リーグ決勝大会でも優勝してJFL昇格を果たしたため「広島FC−山口教員団」の入れ替え戦はなくなるのか、と思いきや決行されました。上記記事の通り２チーム降格＆２チーム昇格となり、リーグ１位がJFLへと旅立ってしまったため、来季の中国リーグは７チームで行なわれることに。しかも三菱自動車水島の置き土産「地域リーグ決勝大会への出場枠２」もあるので、ファジアーノは来季はチャンスの年と云えるでしょう。ぜひ頑張ってください。