「熊本から目指せJ」ロッソ熊本が12月23日にセレクションを実施。

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http://d.hatena.ne.jp/SH77/20041224#1103847745に。
熊本日日新聞12月24日付より。
http://kumanichi.com/lsports/20041224/kiji2.html
http://kumanichi.com/lsports/20041224/kiji3.html

ロッソ熊本始動 3年後のJ目指す「最初の一歩」
夢へ“キックオフ”。三年後のサッカーJリーグ入りを目指すロッソ熊本の運営会社設立発表と第一次選手セレクション(選考会)が行われた二十三日、会場となった熊本市の県民総合運動公園陸上競技場に集まった関係者は「きょうが最初の一歩」と口をそろえた。
ゴルフの県内トップアマでもあるコスギ不動産の小杉康之社長(45)も取締役に名を連ねた。「ぼくはサッカーのことは全く分からん。しかし、スポーツを通じて子供たちに夢を与えたいんだ」と力説。ピッチで懸命にアピールする選手たちに熱い視線を送った。

まさしく「目指せJ」の第1歩。このセレクションや先日の合同トライアウトを基にロッソ熊本の初代メンバーが決定する。そして、そのメンバーに託される来季のタスクは「全国地域リーグ決勝大会出場権獲得、大会で優勝か準優勝、JFL入れ替え戦に勝利してのJFL昇格」である。良い選手が一人でも多く欲しいところ。

ロッソ熊本 選手獲得セレクション 元J選手ら懸命アピール
来季、サッカー九州リーグに参戦する「ロッソ熊本」の選手獲得セレクションが23日、県民総合運動公園陸上競技場で行われ、元Jリーガーなど63人が参加した。ロッソ熊本は25人の選手を獲得する方針。約140人の応募があり、書類で絞った上でセレクションを開いた。参加したのは、今季まで九州リーグで活躍したアルエット熊本の選手や県内の大学生、社会人のほか、今季はコンサドーレ札幌サガン鳥栖の選手だった元Jリーガーら。

獲得予定人数は25人のところに応募が140名。セレクションまでに参加63人に絞った、と。元Jリーガーも多数参加となかなか良い人材が集まりそうな好感触。

セレクションには、かつて大津高で“栄光の10番”を背負った山口武士さん(25)の姿も。七年前にJ1鹿島入り。二度の骨折もありレギュラー獲得はならず。その後、大分へのレンタル移籍を経てソニー仙台JFL所属)でプレーしていたが、古里での再起を決意した。「地元で新チームができると聞いて帰ってきた。入団して県民の代表として期待に応えたい」
チームの母体となるアルエット熊本の選手たちも生き残りをかけて臨んだ。「(以前、けがをした)足の状態が完全じゃないけど、今の自分の力は発揮できた。落ちたら悔しいだろうなあ」とFWの菅智史さん(21)。

山口武士は今季2度観る機会があったけれど、まだまだJでも充分に通用しそうなMF。獲得なれば、ロッソ熊本の躍進に大いに戦力になる選手だと思う。加えて地元強豪高校出身の選手でもあり、地域密着の点での貢献も期待できそう。アルエットの選手にも奮起してもらいたい。なにせロッソ熊本が県リーグからではなく、九州リーグからスタートできるのは、アルエット熊本の活躍あってこそ、だからね。

選手は6チームに分かれて30分間のゲーム2〜3試合に臨んだ。30人に絞り込まれた午後は、8人同士のフルコートでのゲームや、シュート練習でアピールしていた。池谷友良監督は「思ったより能力の高い選手がいた。ロッソの第一歩としていい発見があった」と話した。
ロッソ熊本は同日のセレクションの合格者と、スカウティングで集めた選手で2次選考(来年1月18〜19日)を開き、入団選手を決める。

池谷監督が全国スカウティングで集めた選手も注目の2次セレクションは来年18、19日。かなり期待できそうなチームが出来上がりそうですね。