徳島ヴォルティスは12月25、26日にセレクションを実施。

関連エントリーはこちら。http://d.hatena.ne.jp/SH77/20041203#1102061483http://d.hatena.ne.jp/SH77/20041202#1101951231http://d.hatena.ne.jp/SH77/20041223#1103764104に。
徳島新聞12月26日、27日付より。
http://www.topics.or.jp/t-jleague/2004/1226-1.html

●入団目指し懸命プレー 徳島ヴォルティス、鳴門で選手選考
来年三月からJ2に参戦する徳島ヴォルティスは二十五日、初の選手セレクション(入団テスト)を鳴門市撫養町の鳴門球技場で行った。
Jリーグチームに所属する十七人をはじめ、社会人や高校生ら計九十五人が全国から参加。試合形式で一次審査を行い、田中真二監督、佐藤清孝強化育成部長らが、各選手の動きを入念にチェックした。二十六日に同球技場である二次審査には、Jリーガー十二人と徳島県内の高校生三人ら計三十三人が進んだ。

現役Jリーガーの中から5名も落とせるくらいの人材が集まっているとは、さすがJクラブセレクション。関連エントリーでは「応募95人のポジション別の内訳はGK8人、DF22人、MF45人、FW20人」だそうなので、二次審査にはどんな割合で進んだのだろう。あちこちの掲示板の情報では、ザスパ草津からはDFの久保田祐介とアビスパ福岡からレンタル移籍していたDF加藤寿一が参加、群馬FCホリコシからはFW町田多聞が参加していたとか。みんなガンバレ。
http://www.topics.or.jp/t-jleague/2004/1226-2.html

●33人が2次審査へ ヴォルティス入団テスト、将来性などチェック
選手は10チームに分かれ、30分間の試合を2試合ずつ行った。スタンドでは田中真二監督らチーム関係者が、参加者リストを確認しながら各選手のプレーを見極め、二次審査に進む33人を絞り込んだ。終了後、田中監督は「即戦力、将来性など、いろいろな選択肢を含め、もう一度見てみたい選手を選んだ。このうちから何人かを採用したい」と話した。
一次審査をパスした選手のうち、現役Jリーガーは12人。ヴィッセル神戸のMF青野大介選手(25)は「新しい環境でチャンスをつかみたい。あす(26日)は持ち味のキック力をアピールする」と気合十分。大型FWとしてチーム関係者も注目している元Jリーガーの松原良香選手(30)は「徳島ヴォルティスはこれからのチーム。ぜひ徳島でプレーしたい」と意欲。

ヴィッセルの青野、沖縄かりゆし−静岡FC大宮アルディージャ練習参加の松原良香も二次審査に進出。田中監督の云うところの「即戦力」組。大宮アルディージャはFW藤本主税を獲得したから、松原との交渉は流れてしまったのかな。

徳島県からは、香留伸太朗(18)=城ノ内高3年=、高尾和弘(18)=辻高3年=、野上桂佑(17)=鳴門高3年=の高校生が二次審査に進んだ。3人は「地元のJチームでプレーすることが夢。あすはゴールに絡むプレーを見せたい」と口をそろえた。将来性を評価した佐藤清孝強化育成部長は「Jリーガーを相手にどこまでやれるか注目したい」と期待していた。26日の二次審査は、午前9時半から正午まで同球技場で行う。

こちらは「将来性」組だろう。地元にJクラブが誕生し受け皿が出来たからこそ、こういう若い才能が集まってくる。才能を伸ばす機会も増えると。で、翌26日の二次審査の記事。
http://www.topics.or.jp/t-jleague/2004/1227.html

●33人が技アピール 入団2次審査、29日までに合格者に通知
この日参加したのは、25日の一次審査に合格した現役Jリーガー12人と県内の高校生3人を含む計33人。田中真二監督、佐藤清孝強化育成部長らが見守る中、選手は3チームに分かれ、試合形式で技やスピードをアピールした。
首脳陣の目を引いたのが、FWとしてジュビロ磐田などJ1チームで活躍した松原良香選手(30)。田中監督は「独特の飛び出しや相手の裏のつくプレーは光っていた」と高く評価。年齢を感じさせない動きを見せた松原選手は「オファーがあれば、徳島ヴォルティスでやりたい」と入団を希望している。

松原良香沖縄かりゆしFCの活動が終わった直後に大塚製薬の練習に参加し、契約寸前まで話が進んでいたらしいが、日程の折り合いがつかず、契約が流れてしまったのだとか。今回は相思相愛で久々のJ復帰となりそうな感じ。苦労しているだけに報われて欲しい選手。彼の多くの経験はJ初挑戦のチームに貴重なアドバイスを与えてくれるのでは、と思いますよ。

徳島ヴォルティスは、今回のセレクションで数人を獲得することにしており、合格者には29日までに通知する。現在は、チームの母体となった前大塚製薬サッカー部の15人と契約を終えている。今後の選手獲得について、米田豊ゼネラルマネジャーは「交渉中のJリーガーを含め、来年1月中旬めどに25選手全員を決めたい」と話している。

となると、「2005年・徳島ヴォルティス25選手」=大塚製薬の主力15名+交渉中のJリーガー数名+セレクション合格数名で構成されるわけですね。この新生「渦潮軍団」なにげに強くない?