合同トライアウト第2回目、実施される。

関連エントリーはこちら。http://d.hatena.ne.jp/SH77/20041217#1103246852に。
Jリーグ選手協会より。
http://j-leaguers.net/news/news.php?200501;60

●2004/2005第2回Jリーグ合同トライアウトが開催されました。
1月11日(火)味の素スタジアムアミノバイタルフィールドで、2004/2005の第2回目の合同トライアウトをJリーグと共同で開催いたしました。集まった44名の選手が、チームの強化関係者の前で全力のプレーを見せました。試合の前に選手の自己紹介があり、その後20分ハーフの試合が3試合行われました。

また今季より本格的にチーム編成に乗り出すジュビロ磐田山本監督も視察に。
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-050112-0012.html

●磐田山本監督がどん欲補強
磐田の山本昌邦監督が、どん欲に新戦力獲得に動いた。11日、東京・アミノバイタルフィールドで行われたJリーグの第2回合同トライアウトを視察。今季J1とJ2所属の計30チームのうち、9チームは関係者が1人も姿を現さない中、東京、大宮、横浜FCとともに監督自ら足を運び、元日本代表の市原MF望月ら全44選手の動きに厳しい視線を注いだ。

Jの全30クラブのうち9チームの関係者は不参加で、監督自ら視察に出向いたのはジュビロ磐田FC東京大宮アルディージャ横浜FCの4クラブのみですか。どちらかと云えば、近場のクラブゆえスケジュールがあったのかもしれませんが。

妥協を許さない姿勢の表れだった。「欲しい選手は休日返上でも会いに行きたい」と話していた通り、たとえオフでも動かずにはいられなかった。50分×3本の紅白戦をチェックし、合間の休憩時間には積極的に他クラブの関係者と情報を交換。「初めて来たけど、非常に良い試みだなと感じた。動きのいい選手もいた」と手応えを口にした。
天皇杯決勝を戦った元日から、ほとんど休みなく精力的に選手の視察に動き回ってきた山本監督。王座奪回に向けた24日のチーム始動へ、補強の手は緩めない。

山本監督に見込まれて、ジュビロ磐田に移籍が決まる選手がいてくれれば朗報ですが。トライアウトから横浜Fマリノスに移籍した河合竜二も、第2回トライアウト終了後にオファーが来たそうだし。*1

参加44選手の一覧もこちらに。
http://j-leaguers.net/news/news.php?200501;62
ザスパ草津関連だと、第1回目にも参加していたDF加藤寿一が参加。アビスパ福岡からの1年レンタル移籍だったのだけど、ほぼ主力で出場してJ加盟に充分な貢献してくれた好選手だけに、1日も早く移籍先が決まって欲しいところです。ザスパ草津サポはみな、加藤寿一が良い選手だと知っているぞ。ガンバレ、加藤! 
同じくザスパにレンタル移籍して第1回トライアウトに参加していた岩本昌樹が今回は不参加。移籍先が決まったのならば良いのですが。また「新春ドリームマッチ群馬2005」に出場してくれた元広島のMF佐藤一樹も第1回は参加して第2回は不参加に。こちらも移籍の目処が立っていれば良いのですが。また元水戸のFW樹森大介は第2回も参加。ドリームマッチの動きの良さを考えれば、ザスパ草津に来てもらってもよいくらいの選手なので、朗報を待ちたいところです。
また、このトライアウトを視察したFC東京の原監督のコメント。
http://j-leaguers.net/news/news.php?200501;70

FC東京 原博実監督 トライアウト終了後コメント
■本日のトライアウトを見た感想:今日くらいの気持ちで毎日毎日を過ごしていれば、トライアウトを受けなくても、まだまだやれた選手たちなんじゃないかな、と思いました。もちろん、今まで適当にやっていたというわけじゃないんでしょうけど、今日の選手たちの、ボールを取りにいく、相手を抜く、当りに行く気持ちというのには素晴らしいものがありましたので。
普段からこの気持ちを持ってやっていれば、ここに来なくていい選手は本当に沢山いると思います。まだまだやれる選手が多いと、僕は思うのでね、なんとかチャンスを掴んで、違うクラブ、違う環境で頑張って欲しいです。またひのき舞台に戻れるように。違う場所に行けばやれる選手ばっかりなんですから。
■正月を挟んでコンディションや試合勘も厳しく、編成が固まりつつある1月上旬という時期について:もちろん、去年のうちに決まるといいんですけど、年明けてもチャンスはありますし、J1でやっていたとしても、J2だってJFLでも、そういうところからまた上がってくる選手は海外でも沢山いますので、あきらめないで頑張って欲しいです。
■今後の改善点について:ここまで来ている選手ですからみんないいものはあると思うんですよ。だから、自分の持っているものを、毎日の練習の中で全て出し切るという部分さえあれば、やれると思います。今日の気持ちよりも、甘い気持ちがあっただけじゃないかなって思いますけどね。

質問がなんであれ、激励のコメントに終始する原監督。人柄がにじみでるハラ語録ですね。原監督のおっしゃるとおり、参加選手が一人でも多くサッカーに関わっていられること、ふたたび檜舞台に立てることを祈念したいと思います。

*1:サカダイの記事によると、第1回トライアウトのあと、ザスパ草津からオファーがあったけど、出来ればJでのプレー続行の意志があったので「第2回も受けた後でお返事させてください」と返事したのだとか。ザスパに加わってくれれば頼もしかったと思うけど、CSでの活躍もあったのだから、河合くんのことを思えば、マリノスで良かったねぇ。