「長崎から目指せJ」有明SC、運営組織とチーム作りが着々と進行中。

SH772005-02-08

長崎新聞有明SC情報ページの2月8日付より。
http://www.nagasaki-np.co.jp/sports/soccer/2005/kiji/22.html

長崎新聞社内に推進委事務局
長崎プロサッカークラブ推進委員会は、チームの運営など実務的な役割を果たすフロントを強化するために1月下旬に発足。県サッカー協会の小嶺忠敏会長(国見高校長)が委員長を務め、有明SC関係者など17人で構成する。当面の事務局を長崎市長崎新聞社内に設置した。

まずは、Jリーグを目指すクラブの運営組織の前段階として、推進委員会が既に発足。委員長はこの方しかいない、県サッカー協会長でもある小嶺国見高校長が就任です。その事務局は長崎新聞社内に設置とのこと。熊本でも運営事務局は新聞社内に設けられていました。地元新聞社の全面的な協力は、やはりアピールが違います。

有明SCは今後、名称を変更する予定。チーム戦力の強化と同時に後援会の組織づくりも進め、バックアップ態勢も整えていく。今回のセレクションは基本的にアマチュア選手だけだが、スポンサーなど財政面でめどがついた時点で、プロ契約選手も募集する方針。監督は未定でセレクションまでに決定する。

そして、有明SCが名称変更を予定。これは有明SCが「長崎から目指せJ」の母体チームとなる、と報道が伝わったころからの方針でしょうか。ぜひ長崎県民のみなさんなどから広く公募していただきたいですね。素人考えですが、長崎県といえば、かつて日本で唯一海外との玄関口であった時代もあり、現在まで続く日本有数の港を持つ地域。そして半島や多くの島々で構成されることからも、海や航海、船舶にちなんだ名前がふさわしいのでは、と思えます。
記事で触れられたセレクションについては別記事で。
http://www.nagasaki-np.co.jp/sports/soccer/2005/kiji/21.html

●「意欲ある選手ほしい」 有明SCが27日に選手選考会
Jリーグ昇格を目指し、九州リーグに参戦する有明SCが、戦力強化のために選手を募集する。1月下旬に発足した長崎プロサッカークラブ推進委員会(代表・小嶺忠敏国見高校長、県サッカー協会会長)の総務・菊田忠典、辰田英治両氏が7日、県庁で記者会見。27日にセレクション(選手選考会)を実施することを発表した。菊田氏は「チームは県全体でと考えているので、広く選手を募集したい。九州で勝ち上がるぞという強い信念と意欲、能力のある選手がほしい」と呼び掛けた。

今月27日にトップチームセレクションが決定に。「県全体で」との主旨なので、国見高校OBに限らず、とのいうことですね。しかし国見高校OBには優秀な選手がたくさんいそうです。

セレクションは、南高国見町総合運動公園多目的芝生広場で実施する。有明SCの現メンバーも参加。ゲーム形式で25−30人程度を新チームのメンバーとして選ぶ。選考は小嶺協会長と有明SCのスタッフが担当する。
参加資格は16歳(高校生)以上で基本的にアマチュア選手。長崎新聞社内「長崎プロサッカークラブ推進委員会事務局」まで。締め切りは19日。

有明SCの現メンバーもセレクションに参加、とのことなので名称は有明SCのままでも、中身は新生「目指せJ」チームと既になっていくようです。FC琉球ロッソ熊本ヴォルカ鹿児島ニューウェーブ北九州など、Jリーグを目指す強豪チームが割拠する九州リーグ。しかもFC琉球には先の大会で大差で破れているだけに、やはり新戦力の補強を構想される部分もあるのでしょうね。