「長崎から目指せJ」有明SCがセレクション実施。高木琢也氏はコーチ就任が予定。

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長崎新聞2月28日付より。http://www.nagasaki-np.co.jp/sports/soccer/2005/kiji/26.html

●68人が意欲アピール 有明SC選手選考会
有明SC」を母体に将来的なJリーグ入りを目指す新チームの選手選考会が27日行われ、急きょ参加した元コンサドーレ札幌の森秀昭(鎮西学院高出身)ら68人の参加者が自分の意欲と持ち味をアピールした。
選手選考会は、現有明SCメンバーを除く55人が4チームに分かれて、試合形式で1次選考を実施。15人が2次選考に進み、現有明SCのメンバーとの30分ハーフの試合と、面接を行った。選考委員は、長崎プロサッカークラブ推進委員会の小嶺忠敏委員長(県サッカー協会会長、国見高校長)をはじめとする同委員会の委員ら。1月の九州各県リーグ決勝大会から同SCに加わった元アビスパ福岡原田武男も選考に加わった。

有明SCの選手も選考に参加、とのことでしたが、2次選考から対戦チームとして出場、元アビスパ福岡原田武男も選考側に回っているところを見ると、有明SCの現チームをベースに戦力補強を行う、というところが基本方針なのかもしれませんね。

選手たちは公式戦さながらの必死のプレーでアピール。有明SCの宮崎主将も「このチームに入りたいという強い意欲を感じた」という。1次で2得点し、2次に進んだ長崎南山高3年の井石三郎は「点を決められたのでアピールできたと思う」と納得顔。
新チームは30人程度の登録になる見込み。小嶺委員長は「Jリーグ経験者もいたし、高校生で、1、2年やればいけるかなという選手もいる。今回参加しなかった選手もいるし、総合的にはかなりのレベルアップ。九州トップまではいかないが人材的にはそろった。総合的に判断して3月7日ぐらいをめどに発表したい」と話した。

小嶺会長のルートで国見高校卒の選手がほとんどを占めるのかな、と思っていましたが、鎮西西高卒で元コンサドーレ札幌の森や、2次に進んだ南山高の井石くんなど「オール長崎」が正解になりそうですね。今季のチーム体制発表は3月7日の月曜日が予定のようです。ここで新チーム名なども発表となるでしょうか。さて監督就任要請をされていると報道された国見高OBの元日本代表FWの高木琢也氏ですが、コーチとしてチームに関わるようです。これも長崎新聞2月28日付で。
http://www.nagasaki-np.co.jp/sports/soccer/2005/kiji/27.html

●「高木琢也氏はコーチで」小嶺委員長
国見高OBで元日本代表の高木琢也氏は、アシスタントコーチもしくはコーチの肩書でチームにかかわることが27日、分かった。同委員会の小嶺忠敏委員長が選手選考会後のインタビューで明らかにした。高木氏は現在、テレビのサッカー解説者などを務めており、その仕事との調整が付かず、監督就任は成らなかった。小嶺委員長によると「本人は長崎に恩返ししたい気持ちは強いが、中途半端は選手たちに失礼になると言っている」という。
監督は現在、選考を進めている段階。高木氏は今後、解説の仕事がないときに帰崎し、チームの指導に当たる予定。

現在の仕事との兼ね合いと調整が難しく、臨時コーチが現実的な貢献、と結論づけられたようです。「長崎から目指せJ」という重大なミッションを兼業でこなすのは無理でしょうから、やはり職務に専念できる監督が望ましいと思われますが。良い選手と監督が来週発表となることを期待したいです。