「岩手から目指せJ」グルージャ盛岡が元カメルーンU−17代表選手を獲得。

岩手日報3月3日付より。http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m03/d03/NippoNews_15.html

●初の外国人選手誕生 グルージャ盛岡
グルージャ盛岡に初の外国人選手が誕生する。アフリカの強国カメルーンの元U−17代表、ディディエー・コウアカム選手。18歳ながら欧州のクラブからオファーを受けるなど実力は折り紙付きだ。結成2年目の今季、JFL昇格を狙うチームにとって頼れるエースとなりそう。

な、なんだってー!!(AA略) JFLFCホリコシには元カメルーンU−23代表だったDFチュウミ・シリルが在籍しているけれど、今回は地域リーググルージャ盛岡にも元カメルーン代表選手が加入ですか。

コウアカム選手はカメルーン西部のバッフサムで生まれ、国内の名門サッカースクール「カジ・スポーツアカデミー」で才能を伸ばした。2003年にアフリカンカップネイションズで優勝、同年のU−17世界選手権でもカメルーンの主力として活躍した。
170センチ、66キロと小柄だが、100メートルを10秒台で走る身体能力の高さに加え、強力なシュートと、FWとMFもこなせるサッカーセンスの良さが売り物。昨年、チュニジアとフランスのクラブからオファーがあったが、年齢制限などのため移籍を果たせなかった。

記事通り小柄な体型だと思いますが、100メートル走10秒台の快速は充分武器ですよね。弾丸のような走りとパスワークも期待できそうです。チュニジアとフランスのクラブからも接触があった、てのも期待値を高めます。

海外でプレーしたいと、コウアカム選手が次に目を向けたのが、3年前のW杯で母国が歓待を受けた日本だった。昨年12月、観光ビザで単身来日すると、代理人を通じて受け入れ先を探し始めた。しかし、Jリーグのチームは既に外国人枠が埋まった後。そんな時、代理人が北国の新興チームを見つけた。
先月26日、盛岡市へ入団テストに訪れたコウアカム選手は「寒い」を連発。初体験のフットサルに苦しみつつも、随所に能力の高さをアピールし、即日合格した。

「寒い」を連発。( ´∀`)仕方ないっすねよ。それでも即日合格オメ。

グルージャを運営するJリーグチームを盛岡に作る会の斉藤勇蔵副理事長も「アフリカ特有のスピードとばねがある。素晴らしい素材」とコウアカム選手を一目見てほれ込んだ。
滞在期限ギリギリで新天地が決まったコウアカム選手は「Jリーグを目指すチームの中でプレーできるのは光栄」と代理人を通じてコメントした。4日に再び来県し、入団会見を行う。

世代別代表に選出されるだけの光るモノがありながら、どうもスレ違いが多くてここまで契約がまとまらなかった逸材のようですよ。グルージャに楽しみな選手がまた一人加わったようです。ガンバレ、グルージャ盛岡とコウアカムくん。