オフサイド基準の明確化が決定。PAラインを使用する案は取り下げに。

関連エントリーはこちら。http://d.hatena.ne.jp/SH77/20050111#1105404068に。
スポーツナビ経由、共同通信3月4日付より。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20050304-00000026-kyodo_sp-spo.html

オフサイドの基準を明確化 7月からサッカー規則変更
競技規則を改定する国際サッカー評議会は先の年次総会で、オフサイドの基準を明確化するなどの規則変更を行った。
オフサイドで議論の的になってきたのが、反則になる「積極的にプレーにかかわっている」かどうかの判断基準。これを「味方が出したか触れたボールにプレーするか触れる」「相手の視線を遮ったり惑わすようなしぐさで相手のプレーを妨げる」などと具体的に定義付けした。オフサイドは選手の頭や体、足などで判定し、腕は含まないとの基準も打ち出した。

これで少しは微妙な判定が減るでしょうか。まったくボールに絡まない選手がオフサイドにひっかかったりも無くなるようで。

このほかの変更点は(1)正面からでも危険なタックルは一発退場とする(2)主審は試合終了後もイエローとレッドのカードを示すことができる(3)スローインで相手選手は最低2メートル以上離れる−−など。オフサイドになるのは相手ペナルティーエリア内に限るとの提案を出していたウェールズ協会は、総会前に取り下げた。

ウェールズ協会の提出した「オフサイドPA内のみ」という世界のサッカーを激変させそうな変更案は事前に取り下げられたそうで。一度だけ実験的に催しても面白かったかもしれませんね。
追記。さっそく大住良之さんが、詳細な解説記事をアップして下さいました。必読モノです。共同通信記事には触れられていませんが「国際Aマッチの交代人数は6名に」は結構大きいかも。「ジーコ監督には・・・」というネタは絶対どこかで書かれる、に500フジゲンダイ。
http://sports.nikkei.co.jp/soccer/column/osumi/