「長崎から目指せJ」V・ファーレン長崎、三菱重工長崎を下して、国体長崎県代表権を獲得。

長崎新聞3月21日付より。
http://www.nagasaki-np.co.jp/sports/soccer/2005/kiji/33.html

●V・ファーレン、三菱重工に競り勝つ 国体県代表権懸け対戦
九州リーグでライバルとなるV・ファーレン長崎と三菱重工長崎20日、国体成年男子の県代表権を懸けた試合(45分ハーフ)を行い、V・ファーレンが1−0で競り勝った。県代表チームは、V・ファーレン主体に計16人を選出する。

今季の「九州リーグ・長崎ダービー」が、国体の県代表の座を賭けて既に行なわれました。V・ファーレンにとっては、結成以来初の九州リーグ勢との真剣勝負だったと思われます。

前半は両チームとも何度か好機をつくったが、決め手を欠き0−0。V・ファーレンは後半10分、地震の影響で会場への到着が遅れたMF田上渉、DF税所を投入。徐々にリズムをつかむと、30分にFW平井の左からの折り返しをMF宮崎が合わせて先制した。重工もMF水田やFW品川らを中心にゴールに迫ったが、得点できなかった。

中心選手として期待されている田上や税所の不在は、ゲームプランに影響を与えたのでしょうが、それでも宮崎キャプテンの先制点で1−0の勝利。

V・ファーレンの岩本文昭監督は「勝てたのはよかったが、リーグを戦うためには、もっとレベルアップが必要」と厳しい表情。宮崎主将は「前半は流れが悪かったが、後半は持っている力を出せていいプレーができた。九州リーグ開幕まで短い期間だが、できる限りのことをやっていきたい」と話していた。

国体も出場し九州リーグもとなるとスケジュールは大変だと思いますが、国体の場でも地域リーグチームを主体とした全国の社会人チームと対戦できますから、いろいろ得てもらいたいと思います。九州リーグチーム相手に初勝利という結果を得られたことは大きいですね。勝つのは大事。すごく大事。本当にねえ。