モンテディオ山形、ホームゲームを福島県Jヴィレッジに変更される。

山形新聞4月12日付より。
http://www.yamagata-np.jp/media/montedio/

●16日のホームゲームを福島に変更
県スポーツ振興21世紀協会(金森義弘理事長)は11日、山形市の県スポーツ会館で記者会見を開き、サッカーJ2モンテディオ山形のホームスタジアムとなる県総合運動公園陸上競技場の芝の状態が改善されないことから、16日に予定されているホームゲームの会場を福島県広野町Jヴィレッジに変更する、と発表した。
会場が変更されるのは16日の湘南ベルマール戦だけで、次のホームゲームとなる今月30日の水戸ホーリーホック戦は予定通り県総合運動公園陸上競技場で開催する。
会見で同協会の金村勲ゼネラルマネジャーGM)は「選手が安全にプレーできること、期日を変更しないようにする−の2点を優先順位として熟慮の結果、会場変更を決めた」と説明。併せて、県内の他会場での開催も検討したが、鶴岡市の小真木原陸上競技場、山形市陸上競技場ともに諸条件がJリーグ規定に適合しなかったと話した。

県内他競技場がJ規定に適合しない、とのことですが、代替開催地が福島県というのはどうなんでしょうか。チケット払い戻しは出来るようですが、シーズンチケットなりを購入しているモンテディオサポーターの方々も多いでしょうし。
気候面で、芝の育成などにハンデがあるとはいえ、ボランティアの方々が除雪をたびたび行ない、開幕戦とその後のホーム戦に向けて尽力されていたそうです。「芝がダメだから、県外で」では、地域密着の精神をないがしろにしているように思えます。除雪や運営に携われ、汗をかかれたボランティア・スタッフの方々の心情を、もう少しJリーグは配慮しても良いと思います。
ルールはみなが公平に厳守、が基本ですが、ルールの本質は「観客に楽しくサッカーを見てもらうために」のはず。今季ザスパ草津が6月まで使用する敷島公園サッカーラグビー場は、J規格の会場ではありません。しかし最大限の早さでの改修努力が認められて、開幕から群馬県内でJリーグ・ザスパ草津のゲームが開催され、県内のサッカーファンとザスパサポはJリーグのサッカーを楽しんでいます。(開幕戦はモンテディオに楽しくないことにされましたが・笑)敷島サッカーラグビー場の使用を認めて、モンテディオ山形が1試合だけ県内他会場を使用することが不可、ということにどうにも腑が落ちないのでエントリーしておきました。