徳島新聞が徳島ヴォルティスへの県民世論調査。

徳島新聞5月3日付より。
http://www.topics.or.jp/t-jleague/2005/0503-1.html

●「ヴォルティス観戦」4人に1人行く 本社世論調査  
四人に一人が徳島ヴォルティスの観戦に行く−。徳島新聞社が県民五百人を対象に実施した世論調査では、今春J2に参戦した徳島ヴォルティスの試合を見に行くかどうかも尋ね、こんな結果が出た。
これらの人が年に一度でもホームゲームを見に行けば、採算ラインとされる一試合平均四千人の観客動員をクリアできることになる。ただ一方で、「行かない」「あまり行かない」の合計が75%を超えており、無関心層の掘り起こしが今後の課題となる。

とりあえず25%の支持層を得ていること、まだ75%もの無関心層を抱えることは逆に有利でもありますよね。潜在的な観客が県内に多く存在するわけですから。

調査では「よく行くと思う」が4%、「たまに行くと思う」が19%あり、「あまり行かないと思う」は26・4%、「行かないと思う」は49・2%だった。
ヴォルティスのホームゲームの観客数は、ホーム開幕戦こそ八千人を超えたが、その後は四千−五千人で推移している。関心を持つ人に、実際に足を運んでもらえる工夫も必要といえそうだ。

「たまに行く」と「あまり行かない」の差が微妙な気もしますが、この「あまり行かない」層へのアピールがまず最初でしょうか。

年齢別では、二十・三十代が「よく行く」3・5%、「たまに行く」30・2%の計33・7%と、三人に一人が見に行くと答えた。だが四十・五十代は24・8%、六十歳以上は16・4%と、世代が上がるにつれて関心度が下がる傾向を示した。
男女別では、二十・三十代男性の46・1%が「よく行く」「たまに行く」と答えたが、同世代の女性は28・3%。Jリーグの調査では、観客の女性比率や四十代以上の割合が年々増える傾向にあり、幅広い世代や男女双方の集客につながる対策も求められそうだ。
見に行く理由は「地元のチームなので応援したい」(28・7%)がトップ。次いで「サッカーが好き」(11・3%)「自分の子や孫がやっているから」(7%)だった。
行かない理由は「興味がない」(39・9%)「高齢だから」(12・4%)「忙しい」(10・1%)の順。県西、県南部ではスタジアムまでの距離や交通の便の悪さを挙げる人も少なくなかった。

世代・性別での傾向と、関心・無関心の動機は全国あちらこちらと変わらないようです。この調査、上毛新聞でもやってもらえないでしょうか。もしくは交通アクセスや運営面に関するアンケートを敷島で実施してもらっても。