元日本代表MF、前園真聖選手が引退を表明。

スポーツナビ経由、共同通信5月19日付より。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20050519-00000037-kyodo_sp-spo.html

●前園が引退を表明 サッカー元日本代表MF
元日本代表MF前園真聖(31)が19日、現役引退を表明した。あいさつのため訪れた日本協会で「いつか決断しないといけないと思った」と語った。
鹿児島実高から1993年に当時の横浜フリューゲルスへ入団。日本が28年ぶりに出場した96年のアトランタ五輪では主将として活躍。しかしその後は韓国プロリーグ(Kリーグ)などのクラブを転々とした。今年はセルビア・モンテネグロのクラブに練習参加したが契約には至らなかった。Jリーグ1部での通算成績は191試合で34得点。

まだ31歳、プロキャリアを終えるには早すぎる年齢だと思いますが、これからの人生に幸あれ、と願います。日本サッカーは世界を相手に戦えるのだ、という大きな可能性を見せてくれたアトランタ五輪組を代表する選手ですものね。時事通信5月19日付ではもう少し詳しく。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20050519-00020361-jij-spo.html

●元日本代表・前園が引退=「マイアミの奇跡」演出
サッカー日本代表で活躍したMF前園真聖(31)が19日、現役引退を発表し、日本サッカー協会川淵三郎会長に報告した。今後は少年サッカーの指導などを含め、幅広く活動する予定。
前園は鹿児島実高から横浜F入り。23歳以下日本代表主将として、1996年アトランタ五輪で日本の28年ぶり五輪出場の原動力となり、ブラジルを破った「マイアミの奇跡」などに貢献。日本代表としては国際Aマッチ20試合出場で4得点を挙げた。Jリーグでは横浜F、V川崎(現東京V)、J2湘南などでプレーし、ブラジルのサントス、韓国の安養、仁川などに所属。今季は欧州のクラブで入団テストを受けていたが、契約には至らず、引退を決断した。
前園は「五輪は1つのいい思い出として残っている。苦しいこともたくさんあったが、これからは違う形でサッカーの良さを伝えたい」と語った。川淵会長は「アトランタ五輪と言えば、前園抜きにしては語れない。いろいろ苦労もあっただろうが、これからも頑張ってほしい」と激励した。

今後はサッカーの指導や普及活動に力をいれていく、とのこと。いつまでもヒーローでいてもらいたい選手でしたが、これからのキャリアでの活躍を楽しみにしていきたいですね。日本のみならず、海外での選手生活など、多くの経験を今後に活かしてもらいたいですね。日本全体はもちろん、母校もある鹿児島県のサッカー普及にも力を注いでいただきたいところですよ。