高崎競馬場跡地問題で県と高崎市が連絡会議を発足。

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まだ決まってないんかい、という気もいたしますが。上毛新聞6月15日付より。

高崎競馬 跡地利用検討へ連絡会議
昨年末に廃止した高崎競馬の跡地利用を検討するため、県と高崎市は十四日までに、旧高崎競馬場跡地利用検討連絡会議を発足させた。市中心市街地に位置する一〇・七ヘクタールの土地について、市民や県民に有益な活用法を幅広く検討。住民アンケートも実施しながら具体案をまとめる。同日開かれた市議会一般質問で明らかになった。
連絡会議は双方の農業、財政、都市計画などの担当幹部十一人で五月二十六日に設置した。二カ月に一回程度の会合を開き、跡地の有効活用を探る。
場外馬券発売所の賃貸契約が二〇〇七年度までとなっていることから、連絡会議はこの間にある程度の具体案をまとめ、パブリックコメントなどで市民の意見を求めていく考え。

2ヶ月に1度会合を開いて、群馬県高崎市の担当者が話し合いですか。まだしばらく時間がありますが、逆に云えば場外馬券発売所の契約が切れる2007年度までは、具体的になにかの施設をつくりはじめる、ということはないのでしょうかね。

跡地は県が61%、高崎市が3・7%を所有し、35%は民有地。高崎競馬閉幕後もJRAと地方競馬の場外馬券発売所として貸し付けている。市は第四次総合計画や市町村合併後の新市建設計画で、図書館や芸術文化ホールの建設などを計画しており、連絡会議ではこうした文化施設のほか、市民団体から要望の上がっているサッカー競技場など幅広い活用法を検討する。
民有地の扱いも絡むため、地権者の意向を聞いたり、住民アンケートなども実施しながら跡地利用計画を練る。

図書館と芸術文化ホールは高崎駅西口から歩いて10〜15分で既にありますが、東口にも同様につくるのでしょうか。さてさて。少なくとも判るのは、まだなにも決まっていないし、すぐにも決まらなそうだということでしょうか。競馬を「赤字だから」と潰して膨大な借金が県と市に残った以上、安易に多額の税金を使う施設建設も困るし、ずさんな計画で赤字施設を作ってほしくないのも県民感情としてありますね。