愛媛県と松山市が愛媛FCに合計5000万円の出資を決定。

愛媛新聞6月15日付より。
http://www.ehime-np.co.jp/newsflash/news20050615980.html

●県、J2昇格支援で愛媛FCに出資方針
愛媛県は14日までに、株式会社愛媛FCのJ2昇格を支援するため、同社に3000万円を出資する方針を固めた。出資金を盛り込んだ補正予算案を6月定例県議会に上程する方向で調整している。愛媛FCJFL昇格を果たした2001年から、県など行政に資本参加を要望してきた。
同社顧問を務める加戸守行知事は同日、「J2昇格には、自治体の協力が一つの大きな条件。愛媛FC側の出資要請に応えたい」と述べた。
J2昇格を目指す愛媛FCは、取締役の常駐やS級ライセンスを持つ監督の招聘など、昇格に必要とされる体制を着々と整備。県も支援策として昨年度、総工費約1億4600万円を投じて松山市上野町の県総合運動公園陸上競技場を改修。昇格に必要な「固定席1万席以上」の条件をクリアした。

ついに県行政が動いてくれましたね。今までの実績と活動の賜物だと思います。そして松山市も。
http://www.ehime-np.co.jp/newsflash/news20050615002.html

松山市愛媛FCに出資へ
松山市は15日、株式会社愛媛FCのJ2昇格を支援するため、2000万円を出資すると発表した。6月補正予算案に追加計上し、16日に提案する。同社への3000万円の出資を計画している県と、松山市の出資が実現すれば、Jリーグ昇格に向けて大きな弾みとなりそうだ。
中村時広市長は「愛媛FCには、地域密着して子どもたちに夢を与え、地域に一体感をもたらす場を提供する存在になってほしい。そのためにも勝って昇格してほしい」と話している。

地域からの支援、常駐の取締役、S級監督、J2規格のスタジアム。既に下部育成組織は全国的な知名度を持つ優秀さで知られていますし、あとは現場が「原則JFL2位以内」を達成することですね。ここまで4敗と苦しい星勘定ですが例年以上の混戦模様もあって、上位陣の一角に入っています。前節は強敵YKK AP FCをアウェイで破って4位に上がりましたしね。なんとかこの調子でガンバレ、愛媛FC。次節は頭一つ抜けて首位を走る「アマチュアの最高峰」Honda FCとホームで対戦です。