群馬県昭和村に大規模サッカー合宿施設が建設予定に。

上毛新聞7月30日付より。

●県内最大規模の合宿施設 昭和
昭和村川額の赤城山西麓ろくに来年夏、県内最大規模のサッカー合宿施設を中核とする「千年の森総合スポーツセンター」が誕生する。NPO法人が建設し運営、同村が資金面などでバックアップする。サッカー場四面のほか、二百人収容の宿泊施設、クラブハウス、ジョギングコースなどが設けられ、県内外の合宿需要に対応する。

今まで本格的なサッカー合宿施設のなかった群馬県にようやく建設計画が動き出しましたよ。

建設地は関越自動車道昭和インターに近い、標高七五〇メートルの自然林など広さ約十万平方メートルの昭和村有地。同村と事業実施のために設立されたNPO法人「ジェイウイングス」(同村川額、伊藤長三郎理事長)が今月、土地の賃貸契約を結び、開発準備に入った。土地代は相場の半分とされる年間九十九万円。
施設は人工芝二面(うちナイター照明付き一面)、天然芝二面のサッカー場、トレーニングルーム、レストラン、託児所を備えたクラブハウス、宿泊施設など。周辺にジョギングコース、森林体験・農業体験ゾーンなども整備する計画だ。
建物はすべて、建築後約百年の養蚕農家など村内の古民家三棟を移築する。現在のままの地形や樹木を生かし、残土搬出はゼロ、森林伐採も抑制する。総事業費は約五億円が見込まれる。

ナイター照明つきのグラウンド含めてピッチが4面、建築物も揃って相当本格的になりそうです。前橋市にも近いので、ザスパ草津も利用検討できるかも。

日本サッカー協会に資金援助を求めており「スポーツ立村」を目指す加藤秀光村長は「子供たちの健全育成に役立つ施設として、大いに期待している。日本サッカー協会に、その意義をアピールしたい」と語る。
県サッカー協会によると、県内では草津町に七面のサッカー場が点在。宿泊施設を持つサッカー場の集積地としては千年の森が最大規模となり、同協会は「利根沼田に芝コートがなく、大人の試合ができなかった。国体チームの合宿などにも利用できる」と期待する。
伊藤理事長は「サッカー技術やトレーニングのメニューをたくさんつくり、地元のチームや子供たちを中心に利用してもらいたい」との意向を示している。

県内はもとより、関東Jクラブの合宿地としても候補になれると思いますよ。群馬県サッカー界の一層のレベルアップも期待です。