明日、Jリーグ2年目のホーム開幕戦。相手は優勝候補の柏レイソル。

湯友くんも初お披露目だ。

高田のヘディングゴールは30回以上再生した。(挨拶) さていよいよ明日、Jリーグ2年目のホーム開幕戦です。今季はプレシーズンマッチがなかったので、現地&スカパー観戦者の方以外には、事実上2年目のお披露目試合。もちろん勝利のために応援しますが、勝敗は兵家の常。まずは草津には神戸戦のような、気合の入った戦いをホームのサポーターに披露してもらいたいと思います。結果はそれから。ホーム開幕戦に備えるチームについては3月10日付の上毛新聞より。この記事の写真は、会場である敷島のピッチで練習するイレブン。会場で事前練習も昨季は出来ませんでしたし、心配していたピッチの芝もキレイに。良かった良かった。

ザスパ草津 あすホーム開幕戦
J2のザスパ草津はあす11日、ホーム開幕戦を迎え、前橋・県営陸上競技場でJ1から降格した柏レイソルと対戦する。開幕戦で柏と同じ降格組のヴィッセル神戸を相手に3−0と快勝し、好スタートを切ったザスパ。地元サポーターに今季の戦力を存分に披露し、リーグ初の連勝を狙う。
(中略)
走ることを今季のスローガンに掲げ、鍛え抜いた走力を駆使して昨季J1の神戸との開幕戦を制したザスパ。J入り後の最多得点を挙げるなど、リーグ挑戦2年目の開幕戦はチームにとって記念すべき試合となった。
だが「喜びすぎてはいけない」と気を引き締める植木繁晴監督。神戸戦後、「ホームで戦う時は負けるな」と選手に言い聞かせ今節に備えてきた。

神戸戦はイレブン全員が見事な戦いぶりを見せてくれましたが、運やゴールポストに助けられたシーンがあったことも事実。また「先週勝った」なんてことは対戦相手の柏レイソルには関係ないこと。警戒させることはあっても油断はしてくれなくなりました。そして植木さんのおっしゃるとおり、喜びすぎててチームの課題に取り組まないまま戦えるほど柏レイソルは容易な敵ではありません。柏は引き分けのシーズンスタートとなっていますが、ロスタイムまでは湘南ベルマーレに勝っていた試合でしたから、チームつくりも進んでいるのだと思えます。

戦力を一新して1年でJ1復帰を目指す柏との一戦。指揮官は「相手はプレッシャーが強い」と警戒する。神戸戦はパスミスからカウンターを許したり、奪ったボールを簡単に奪い返される場面が目立ったことから、落ち着いてボールを動かせるかがポイント。
開幕戦で、コーチも兼ねるDF鳥居塚伸人が全治1カ月のけが。「想定外の出来事。『グラウンド上の指揮官』として期待していただけに、本当に残念」と植木監督。守備システムを練り直す必要に迫られたが、神戸戦で鳥居塚に代わって入ったDF籾谷真弘が着実に役割を果たしており、大きな心配はなさそう。

神戸戦後半の形、右から籾谷・齋藤・尾本の3バックとなりそうです。トリさんには早く帰ってきてもらいたくもありますが、齋藤をセンターに置く3バックもまずは大丈夫そう。

好セーブを連発し開幕戦勝利の立役者となったGK高木貴弘は「自分の力を出し切ってチームのために頑張りたい」と気合は十分。先制ゴールを決めたFW山崎渡は「柏は個々の力で上かもしれないが、チームで戦えば勝てる。神戸戦と同様、運動量で勝負したい」と必勝を誓った。

そしてJ's GOAL伊藤さんの今季初プレビューにはもう少し詳しく戦い方が紹介されています。注目部分をまとめて。
http://www.jsgoal.jp/news/00030000/00030373.html

【J2:第2節 草津 vs 柏 プレビュー】もはや昨年までのチームではない。開幕戦で勝利を挙げた新生・草津が、柏に挑む。 [ J's GOAL ]
草津は、もはや昨年のようなチームではない。昨季、最下位に沈んだ草津は今季、闘う集団に変貌した。
(中略)
勢いに乗る草津は、前節同様に両サイドを下げた3-5-2の布陣で柏を迎える。左足を負傷した鳥居塚に代わって、齋藤が3バックの中央に入り守備を統率する。
植木監督は「柏のサイド攻撃をいかに封じるかが重要になる。柏は全体的に能力が高いが、まだチームが完成していないのでチャンスはあるはず」と2戦連続の金星を狙う。草津は奪ったボールを太田の頭に集め起点を作りたい。
太田には、昨季、福岡で共にプレーした岡山が対応することが予想され、両者の空中戦の行方が勝負のカギとなる。太田は「岡山さんはキレやすいタイプなので、オレも冷静に対応しないといけない。起点になって流れをつかみたい」と対戦を待ち望む。

太田のポスト、ヘディングシュートは今季の草津の大きな武器。神戸戦では得点こそありませんでしたが、チーム1のシュート3本を放ち、枠にも飛ばしています。熱くなってイエロー累積なんてことにならない限り、太田のポストには柏戦でも期待です。
ここで最初の上毛新聞の記事に戻って。

ホームスタジアムの県営陸上競技場は改修を終え、1万人が収容できるJ2仕様に生まれ変わった。セカンドシーズンへ舞台は整い、多くのサポーターが今季もザスパの勝利を後押しする。闘う集団に進化しつつあるザスパ。初戦の勢いが加速するか。

ようやくJ2規格となったスタジアムについては次のエントリーで。とにかく明日は、草津イレブンに今季のキャッチコピーどおり、この試合も「走撃」で戦ってもらいましょう。Jリーグ加盟後、初の連勝を目指して。そうなれば昨季の勝利数の実に40%を満たし、今季目標の20%をクリアーすることになりますよ。昨季の勝利数はわざわざ計算しなくてもいいですよ。