ジョン・ウー監督、「メトロイド」を映画化へ。

サム・ペキンパーも好きだ。

http://gameonline.jp/news/2004/04/07025.html

The Hollywood Reporterは、ジョン・ウー氏が任天堂の「メトロイド」をベースにした映画を制作する権利をオプション契約したことを報じている。

その昔、ファミコンディスクシステムで「メトロイド」を一生懸命やりまくった自分でありますが、今や個人的には「メトロイドが映画化される」<「ジョン・ウー制作の映画が観られる」。この間、劇場で観てきた「ペイチェック」もなかなかの作品だったし、楽しみにまっています、ウー師父。

メトロイドの映画化については、以前Zide/Perry Entertainmentがオプション契約を結んでいたが、結局は実現しないまま契約期限が終了してしまったという経緯があった。その契約終了を見計らってジョン・ウー氏が任天堂と交渉を続けていたということになる。

以前から動きはあったが、今まで実現していなかったわけですか。メトロイドに限らずお声の掛かっているテレビゲームが他にもある可能性も。たとえば「ゼルダの伝説」とか「スペランカー」とか「たけしの挑戦状」とか。ねぇよ。

また、フォックスホベン氏はこのように続けている。『ジョンの映画はゲーム業界に一流のハリウッドの才能を引き入れています。「マックスペイン」や「Getaway」など多くのゲームがジョンの映画からハリウッドスタイルを拝借しています。したがって、ジョン自身がビデオゲームを映画化することは自然な流れでした。』

さすがに誉めすぎのような気もするけど「二丁拳銃」「白いハト」「ストップモーションの多用」などジョン・ウー監督の代名詞は多い。今まで誰も使っていない技法ではないけれど、それを徹底して見せて自らのスタイルとして周囲に認知させてしまったのだから、やっぱりスゴイ人なのかな。*1
どこかで見たジョン・ウー批評、「香港には、何を注文しても同じ味の料理を出す屋台がある。しかもその味はイケルのだ。ウーがメガホンをとれば、かの「ドラエもん」ですら『のび太の二丁拳銃』*2となるだろう」が云いえて妙。

*1:最近は「ウインド・トーカーズ」など従来の路線と外れる作品にも意欲を見せている。ただやっぱり「ペイチェック」で白いハトが飛んだときにはうれしかったけど。

*2:主人公の少年は早撃ちが特技なんだね?→やっぱりそこ食いつきますか! ですな。